第3章「建築と調和するあかり」では、建築をはじめ、家具、照明、テキスタイルに至るまでトータルでデザインされた北欧の空間を、写真や実物の照明器具を用いて紹介している。

そして第4章「名作照明とデザイナーたち」は、様々な素材や形状、照らし方の特徴を持つ照明とその系譜を俯瞰できるものとなっており、時代やデザイナー、メーカーごとのオリジナリティも見てとれるだろう。
また、椅子に座りながら実際に照明のあかりを体験できる空間も設けられているほか、展覧会の結びには、日本の風土や気候を踏まえながらも北欧ならではの美しい光の扱い方を取り入れてみるといった提案も。自身の暮らしと向きあうきっかけになるだろう。



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