「運動の森」は、「世界を身体で認識し、立体的に考える」というテーマに基づいた運動空間だ。この空間では、身体を使って複雑な空間を探索し、時間の変化を体験できる。
例えば、《あおむしハウスの高速回転跳ね球》では参加者が「高速回転跳ね球」を踏んであおむしを生むことができる。生まれたあおむしは《あおむしハウスの群蝶》という作品で羽化し、蝶になる。蝶は人々が触れることで散り、これにより、来場者は生命の変化を感じとり、自己の身体を通じてアートを体験することができる。
また、《マルチジャンピング宇宙》では飛び跳ねることのできる伸縮する床が時空の歪みを生み出し、星々の誕生を体験することができる。《インビジブルな世界のバランス飛石》では、来場者が「バランス飛石」を踏むことで音色が響き、空間に変化を与えるインタラクティブな要素を楽しむことができる。