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古美術からNFTまで、多様なアートが集結。この週末は有楽町が熱い

日本最大のアートフェア「アートフェア東京2022」が開催されるのにあわせ、有楽町エリアでは多数のアートイベントが同時開催されている。注目のイベントをピックアップしてお届けする。

「アートフェア東京2022」のサテライト展示(新東京ビル)より、田村琢郎《Lovers O-3220》(2021)

 日本最大のアートフェアである「アートフェア東京」が今年16回目の開催を迎えた。「Art, art, ART」をテーマに、古美術から現代美術まで150ものギャラリーが全国各地から集結するこの一大イベント。これにあわせ、東京国際フォーラム周辺の有楽町エリアでは、様々なアートイベントが同時開催されている。
>>「アートフェア東京2022」レポートはこちら

「アートフェア東京2022」会場風景より

Meta Fair #01(3月11日〜13日)

 東京国際フォーラムから至近の新有楽町ビルでは、日本国内初となるNFTアートフェア「Meta Fair #01」が行われている。キュレーター兼作家であり、アートスペース・新⼤久保UGOの創設メンバーである丹原健翔が企画を担うこのフェアには、丹原を含め、会⽥寅次郎、相澤安嗣志、岡⽥裕⼦、東城信之介、藤元明 + 徳永雄太、マイケル・ホー、松⽥将英など20組が参加。アーティストたちによる多種多様な作品は、NFTの可能性の大きさを示すものだ。

 リアル会場はアーティストの藤元明が中⼼となり⾏ってきたアートプロジェクトの舞台「ソノ アイダ #新有楽町」で、バーチャル会場は永⼭祐⼦建築設計が手がけたバーチャル美術館だ。実会場内に設置されたVRヘッドセットからアクセスすることで、バーチャル会場限定の作品を見ることもできる。
>>詳細はこちら

「Meta Fair #01」リアル会場

日比谷OKUROJIアートフェア2022(3月10日〜13日)

 有楽町から日比谷へと続く高架下にある「日比谷OKUROJI」。飲食店などが多く集まるこの場所で、新たなアートフェア「日比谷OKUROJIアートフェア」が立ち上がった。

 空き店舗を利用したこのフェアには、HAGIWARA PROJECTS、HARMAS GALLERY、KANA KAWANISHI GALLERY、LEESAYA、POETIC SCAPE、TAV GALLERY、The Third Gallery Ayaの7ギャラリーが集結。入場無料なので気軽に立ち寄りたいスポットだ。
>>詳細はこちら

「日比谷OKUROJIアートフェア」会場風景より
「日比谷OKUROJIアートフェア」会場風景より、毒山凡太郎《UKR》(2022)(LEESAYA)
「日比谷OKUROJIアートフェア」会場風景より、鈴木操の作品群(TAV GALLERY)

有楽町ウィンドウギャラリー 2022(3月4日〜21日)

 国際フォーラムからほど近い丸の内仲通り。その通り沿いにある店舗7軒では「有楽町ウィンドウギャラリー 2022」が開催されている。

 本イベントは、国内有数のブランド街である丸の内仲通りの商業店舗を会場に現代美術を展示する企画。TexturA、ENOTECA、bois de gui、一保堂茶舗、Allbirds、RIMOWA、NUMBER SUGARのショーウィンドウがアートで彩られている。参加アーティストは、玉山拓郎(TexturA)、田嶋悦子(ENOTECA)、池田衆/佐藤翠/アダム・シルヴァーマン/藤田匠平(bois de gui)、桑田卓郎/スナ・フジタ/染谷聡(一保堂茶舗)、小林万里子(Allbirds)、SHIMURAbros(RIMOWA)、杉山功(NUMBER SUGAR)※()内は展示会場。

 各店舗のイメージに合わせてセレクトされたアーティスト12人の作品を、ショッピングや食事とともに楽しんでみてはいかがだろうか。
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「有楽町ウィンドウギャラリー 2022」より、RIMOWAの展示(SHIMURAbros)

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