福岡市美術館で「浦川大志個展 スプリット・アイランド」が開催中。13メートルの壁面で公開制作も

福岡市美術館で企画展「浦川大志個展 スプリット・アイランド」が開催中。会期は3月22日まで。1月末までは、館内2階コレクション展示室ロビーにて作家による公開制作も行われている。

展示風景より すべて撮影=竹久直樹

 福岡市美術館で、企画展「浦川大志個展 スプリット・アイランド」が3月22日まで開催中。1月末までは、館内2階コレクション展示室ロビーに設けられた横幅13メートルの壁面にて、作家による公開制作が行われている。

 本展は、福岡県宗像市出身の若手アーティスト・浦川大志にとって、美術館で初めて開催される個展となる。高校在学中から作品発表を始め、各地での展示やコミッションワークを通じて注目を集めてきた浦川は、デジタルネイティブ世代ならではの感覚と、絵を描くというアナログな手仕事への強いこだわりを併せ持つ作家だ。インターネット以後の世界における「風景を見る」体験のリアリティを主題とするその絵画は、同世代の感覚を鋭く映し出している。

展示風景より
展示風景より

 会場では、新作絵画を中心に、これまでの活動をたどる過去作や近年の代表作を紹介。あわせて、公開制作として完成させる壁画は、制作終了後も2028年12月末まで約3年間にわたり展示される予定で、展覧会会期を超えて来館者を迎える存在となる。

公開制作の様子
公開制作の様子

編集部