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EXHIBITIONS

資生堂アートハウス所蔵作品展 小村雪岱 -江戸を夢見る- 工藝を我らにセレクション 2026 -美しく暮らす、四季のしつらえ-

2026.03.12 - 06.27

小村雪岱 灯影 1940 展示期間:3月12日~5月2日

 資生堂アートハウスで「資生堂アートハウス所蔵作品展 小村雪岱 -江戸を夢見る- 工藝を我らにセレクション 2026 -美しく暮らす、四季のしつらえ-」が開催される。

 今年6月に閉館する静岡・掛川市の資生堂アートハウスで、大正から昭和初期にかけて幅広く活躍した美術家・小村雪岱の作品展「小村雪岱 -江戸を夢見る-」が開催。

 小村雪岱(1887〜1940)は1887年埼玉・川越市生まれ。本名は安並泰助。東京美術学校(現東京藝術大学)日本画選科にて下村観山らに師事し、卒業後は伝統絵画の研究や模写に従事。泉鏡花の小説『日本橋』の装幀で脚光を浴び、日本画や挿絵、舞台美術など多彩なジャンルで才能を発揮した。1918年から23年にかけては資生堂意匠部にも在籍。現在も同社で使われている「資生堂書体」の基礎をつくったひとりとしても知られ、資生堂のデザイン文化に深い足跡を残している。

 本展では、雪岱の代名詞とも言える挿絵原画をはじめ、版画、装幀本、舞台装置の下図、そして資生堂時代の貴重な作品など、約140点を展示。江戸の風俗や抒情を独自のモノクロームの世界で描き出した雪岱の画業の全貌を紹介する。

 また、同館では「工藝を我らにセレクション 2026 -美しく暮らす、四季のしつらえ-」を同時開催。2015年から23年まで同館で開催された企画「工藝を我らに」から名品を選りすぐり、正月から大晦日までの行事や室礼を再現。生活の中での工藝の楽しみ方を提案する。閉館する同館の多彩なコレクションを鑑賞できる貴重な機会となる。

 なお、「小村雪岱 -江戸を夢見る-」展は、5月上旬に一部展示替えが行われる。