アート・バーゼルCEO ノア・ホロウィッツは次のように述べる。
「アート・バーゼル・カタールを通じて、私たちは文化交流と市場成長の触媒としての使命をさらに推進していく。初回から多様な新しい声を取り込み、地理的にも新たな関わりを深めると同時に、既存のクライアントやパートナーとのつながりを活かした新しい機会を生み出したい」。
また、アーティスティック・ディレクターのワエル・シャウキーは次のようにコメントを寄せている。
「『Becoming(生成)』というテーマは、人類がいかに変化し、生活や信念、意味のとらえ方を再構築していくかを考察するもの。湾岸地域はその中心に位置し、口承文化はデジタルネットワークへと受け継がれ、古代の交易路は新たな文化交流の道としてよみがえっている。アートは、歴史の証人であるだけでなく、私たちがアイデンティティを再度想像するための力をもたらす。初回のアート・バーゼル・カタールが、こうした物語を立ち上げる場となることを願っている」。
「Visit Qatar」をリードパートナーに迎える本フェアは、中東・北アフリカ・南アジアで急成長するアートシーンを世界に紹介し、ドーハを新たな文化交流のハブとして位置づける試みとなる。
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