• HOME
  • 展覧会
  • 京都
  • ジョルジュ・ルオー ―いつくしむまなざし、祈りの筆あと
EXHIBITIONS

開館30周年記念

ジョルジュ・ルオー ―いつくしむまなざし、祈りの筆あと

ジョルジュ・ルオー《聖書の風景》(1956頃)アサヒグループ大山崎山荘美術館蔵

 京都・大山崎のアサヒグループ大山崎山荘美術館で、同館の開館30周年を記念した展覧会「ジョルジュ・ルオー ―いつくしむまなざし、祈りの筆あと」が開催される。会期は9月19日〜12月6日。

 ジョルジュ・ルオー(1871〜1958)は、敬虔なカトリック教徒として、聖書に由来する主題だけでなく、曲芸師や道化師、社会の片隅に生きる人々の姿を描き続けた画家。初期作品に見られる暗い色調や険しい表情は、やがて慈愛を帯びたまなざしへと変化し、絵具を幾重にも塗り重ねる重厚な画面へと発展していった。

 本展では、同館が所蔵する全4点のルオー作品に、日本国内におけるルオー研究の拠点であるパナソニック汐留美術館の所蔵作品約35点を加え、画家が聖俗両方の主題にあらわした祈りを浮き彫りにする。聖なる存在と市井の人々を重ね合わせたルオーの表現を通じて、その作品に一貫する祈りと人間へのまなざしを浮かび上がらせる。出品作には、《聖書の風景》(1956頃)、《避難する人たち(エクソドゥス)》(1948)、《貴族的なピエロ》(1941〜42)などが含まれる。

 また「開館30周年記念 没後100年 クロード・モネ展」の第2期展示が同時開催となる。