大日本印刷株式会社(以下、DNP)のグループ会社DNPアートコミュニケーションズが、国立科学博物館所蔵作品の画像データを貸出対象とする「国立科学博物館イメージアーカイブ」を5月20日より開始した。
DNPアートコミュニケーションズは、もとより国内外の多くの美術館・博物館等の所蔵作品の高精細なデジタル画像データの貸出サービスを行っており、今回もその一環として実施されるものとなる。
第1弾として貸出がスタートとなるのは、同館の所蔵作品のうち、日本のボタニカルアート(植物画)の先駆者のひとりである太田洋愛によって描かれた桜の水彩画集『桜図譜』の作品約110点。今後は順次取り扱う画像を増やしていきながら、美術と歴史の専門フォトライブラリーとしてコンテンツを充実。美術作品等に関わる権利処理やコンサルティングの事業も拡充していくという。