シンポジウム「博物館の収蔵コレクションの現状と課題を考える」が法政大学で開催

多くの博物館で収蔵庫が許容量を超えて飽和状態に陥っていることを受け、法政大学資格課程がシンポジウム「博物館の収蔵コレクションの現状と課題を考える」を開催。法政大学市ヶ谷キャンパスで5月25日に実施される。

法政大学ボアソナード・タワー 写真=yu_photo - stock.adobe.com

 法政大学資格課程が、シンポジウム「博物館の収蔵コレクションの現状と課題を考える」を、5月25日に法政大学市ヶ谷キャンパスで開催する。

 近年、多くの博物館で収蔵庫が許容量を超えて飽和状態に陥っていることが問題になっている。そのために新たに資料を収集することができない、収蔵庫の保存環境が悪化する、満杯になった収蔵庫を放置するなど、収蔵コレクションが死蔵化された状態が問題視されている。

 本シンポジウムは、その実情を明らかにするとともに、国際的な動向も踏まえた多角的な視点から、博物館関係者との議論により、今後のコレクション管理の在り方を考えるものだ。

 なお、本シンポジウムは、科研費基盤研究(C一般)課題番号22K01019「博物館収蔵資料の保管と活用に向けた調査研究」の研究代表者、金山喜昭(法政大学キャリアデザイン学部教授)の助成により実施される。

編集部

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