金沢の国立工芸館、地震受け1月2日は臨時休館へ

金沢の国立工芸館は、1月1日に石川県能登地方で最大震度7を記録した地震を受け、1月2日を臨時休館にする。

国立工芸館

 1月1日に石川県能登地方で最大震度7を観測した「令和6年能登半島地震」を受け、金沢市に位置する国立工芸館が当初開館予定の1月2日を臨時休館にする。被害状況を把握するためだという。

 国立工芸館(東京国立近代美術館工芸館)は、日本で唯一の工芸を専門とする国立美術館。1977年に東京・北の丸公園に開館し、 2020年に石川県金沢市へ移転した。建築は明治期に建てられた旧陸軍第九師団司令部庁舎(1898年建築)と旧陸軍金沢偕行社(1909年建築)(いずれも1997年に国登録有形文化財に登録)を移築し、改修したもの。

 国立工芸館によると、展示作品や収蔵品に被害はないという。

 なお国立工芸館から徒歩圏内の金沢21世紀美術館も1月2日を臨時休館にするとしている。

*一部内容を追加しました

Exhibition Ranking