スウェーデン発祥のホームファニッシングカンパニー・イケアと、ファッションブランド「Off-White」の創立者としても知られる人気デザイナー、ヴァージル・アブローとのコラボレーションによる新コレクション「MARKERAD/マルケラッド」が、2019年11月に販売予定だ。
ヴァージル・アブローは1981年シカゴ生まれ。大学院で建築の修士号を取得後、ファッションデザイナーやクリエイティブディレクター、DJなど様々な分野で活躍。近年では、ストリートファッションを代表するブランド「Off-White」を立ち上げたことで、ファッション業界に限らずファッション業界からも注目を集めている。
今回イケアは、そんなアブローとのコラボレーション商品の販売に先駆け、フランス・パリに続くプレローンチイベント「STILL LOADING」を、12月15日に寺田倉庫で開催。イベント当日は、イケアとアブローがコラボレーションした4種類のラグを1000本限定で販売し、当日限定で販売されるラグは19年に販売予定の新コレクションには含まれない限定商品となる。
加えて、イケアは初めての取り組みとなる商品の事前披露と先行販売を行い、イベント翌日の12月16日に全国のイケアストアで限定販売も実施するという。
同コレクションは、ミレニアル世代が家にどのようなものを求めているか、そして実用的なニーズと精神的な満足感の両方を満たすことができるデザインとはどういうものか、という点に焦点を当てて開発されたもの。
アブローは、今回のコラボレーションおよびイベントが開催されるにあたって「ラグを先行して見てもらえることを本当に楽しみにしています。今回のラグは家の中で機能的に使えるアイテムだということはもちろん、限定数での生産であることやそれぞれの背景にあるコンセプトともあわせ、壁に飾るアート作品にもなると思っています」と語っている。