2022.10.3

文化芸術を通じてさいたま市の未来を描く。「アーツカウンシルさいたま」が創設

「アーツカウンシルさいたま」が10月1日に創設された。市民等の文化芸術活動団体や個人に対して、市内の文化芸術資源に関わる情報提供やマッチングなどを行う窓口を開設するというものだ。

アーツカウンシルさいたま ロゴデザイン
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 「アーツカウンシルさいたま」が10月1日に創設された。市民の暮らしにおいて文化芸術と触れ合う機会の創出や、文化芸術活動団体や個人の創作活動に対して、情報提供やマッチングなどの環境整備を行う窓口を開設するというものだ。おもな対象者は市民等の文化芸術団体(アート、音楽など)や同活動の企業、商店街、イベントでまち起こしをしたい方、アーティスト、子供対象の活動団体など。

 また、これらを地域活性につなげるために、さいたまゆかりのアーティストとともに親しむアート講座、体験プログラム(さいたまアーツセンタープロジェクト)等の市民プロジェクトの実施・継承や、「盆栽」など市民の文化資源を紹介するさいたま文化発信プロジェクトを推進していく。

アートワークショップイベント
市民サポーター事業

 アドバイザリーボード委員には、さいたま国際芸術祭2023のプロデューサーを務める芹沢高志委員長をはじめ、埼玉大学教育学部教授の石上城行、東京藝術大学教授、美術家の小沢剛、立教大学21世紀社会デザイン研究科特任教授の若林朋子、日本工業大学先進工学部情報メディア工学科准教授の小林桂子らが参画。アーツカウンシルさいたまの方向性や市への政策提言に対する助言を行っていく予定だ。