2022.5.11

「アートウィーク東京」が今年も開催。新規参加を含めた61のアート施設を接続

シャトルバスの運行など、東京の主要なアートスポットを結びつける「アートウィーク東京」が昨年に引き続いて今年も開催される。開催期間は11月3日~6日の4日間。

「アートウィーク東京」ロゴマーク
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 東京の主要なアートスポットを結びつけるイベント「アートウィーク東京」。昨年初開催され、4日間で2万人以上が参加したこのイベントが今年も都内各所で開催される。開催期間は11月3日~6日の4日間。

 「アートウィーク東京」の特徴は、美術館やギャラリーなど都内主要なアートスポットを繋ぐ無料のシャトルバスの運行だ。今年は、昨年の4ルートから6ルートに増やし、さらに多くのアートスポットをめぐる。

シャトルバス

 参加するのは都内52の施設。美術館/インスティチュートは昨年度の「アーティゾン美術館」「東京国立近代美術館」「東京都写真美術館」「森美術館」「ワタリウム美術館」「東京オペラシティ アートギャラリー」に加えて、今年は「国立新美術館」「東京都現代美術館」「東京都庭園美術館」「銀座メゾンエルメス フォーラム」「資生堂ギャラリー」の5つが加わり、合計11施設に拡大する。

昨年の「アートウィーク東京」のマップとバスルート

 ギャラリーは41ギャラリーが集結。「東京画廊+BTAP」「オオタファインアーツ」「ギャラリー小柳」「スカイザバスハウス」「タカ・イシイギャラリー」といった老舗、2000年代に台頭した「Take Ninagawa」「MISAKO & ROSEN」「無人島プロダクション」、海外に拠点をもつ「Blum & Poe」「ペロタン東京」などが参加。さらに今年は「KANA KAWANISHI GALLERY」「KOTARO NUKAGA」「Fig.」「LEESAYA」などの新進ギャラリー、村上隆が率いる「カイカイキキギャラリー」や写真専門のギャラリー「PGI」など、東京のアートシーンを形成する重要なギャラリーが揃う。

 また、今年は新たに誰でも「アートウィーク東京」専用の無料アプリも9月にリリースされる予定だ。シャトルバスの運行状況の確認のほか、ルートマップや会場案内を調べることが可能だという。