2020.4.6

アーティゾン美術館が臨時休館。鴻池朋子展、ヴェネチア・ビエンナーレ帰国展も開幕延期へ

新型コロナウイルス感染症の影響により、東京・京橋のアーティゾン美術館が次回3展の開幕延期、当面のあいだの臨時休館を発表した。

アーティゾン美術館外観

 新型コロナウイルス感染症の影響による休館を経て、3月17日に展示を再開し、31日まで開館記念展「見えてくる光景 コレクションの現在地」を開催したアーティゾン美術館

 現在展示替え休館中の同館が、4月18日に開幕を予定していた展覧会の延期と、当面のあいだの臨時休館を発表した。

 開幕延期となったのは、「ジャム・セッション」と題した石橋財団コレクションと現代美術家の共演によるシリーズの第1回「鴻池朋子 ちゅうがえり」、第58回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館の展示帰国展「Cosmo-Eggs|宇宙の卵」、新収蔵作品の特別展示「パウル・クレー」の3展。いずれも開幕日は未定となっている。

 また臨時休館中は関連するプログラムもすべて中止となり、ミュージアムカフェ、ミュージアムショップも休業。最新情報は公式ウェブサイトを参照してほしい。