NEWS / HEADLINE - 2020.1.22

割り箸2万本のインスタレーション。川俣正が「SHISEIDO THE STORE」のファサードを変える

公共空間に木材を張り巡らせた大胆なインスタレーションで知られるアーティスト・川俣正。その作品が、銀座にある「SHISEIDO THE STORE」に登場した。

 

展示風景より Photo by Nacasa & Partners Inc.

 銀座の中央通りに面する「SHISEIDO THE STORE」。このファサードに、川俣正によるインスタレーションが展示されている。

 川俣正は1953年北海道生まれ。東京藝術大学美術学部絵画科卒業後、同大大学院博士課程満期退学。公共空間に材木を張り巡らせるなど大規模なものが多く、制作プロセスそのものも含めて作品とするのが特徴だ。

 今回、川俣が作品を手がけたのは、SHISEIDO THE STOREのエントランスとウィンドウ。《箸コンストラクション》と題された本作は、割り箸約2万4000本を用いたもの。

展示風景より Photo by Nacasa & Partners Inc.

 本作について、川俣は次のようにコメントしている。「無数の木片からなるインスタレーションは異質なものとして、見慣れた銀座の風景に入り込み、コミュニケーションを誘発する。そして、都市の多様なありようや変化と関わりながら街の文化や歴史、あるいは人々の記憶の精神の在り方までをも包括して、新たな可能性の萌芽を促す」。

 なお、SHISEIDO THE STOREでは今年、アートマネージメントディレクターの辛美沙がウィンドウギャラリーのディレクションを資生堂とともに行う。今後のラインナップにも注目したい。

《箸コンストラクション》の一部 Photo by Nacasa & Partners Inc.