ニューヨークを拠点とするアーティストコレクティブ「DIS」と、バッグブランド「TOSHIKI」による展覧会「XOXO, SAFETY NET」が、12月13日より渋谷パルコ内の「OIL by 美術手帖」ギャラリーで開催される。
DISは、ローレン・ボイル、ソロモン・チェーズ、マルコ・ロッソ、デイヴィッド・トーロの4名により2010年に結成。オンラインメディア「DIS Magazine」の運営をはじめ、作品発表、評論、キュレーションといった活動を、多種多様なメディアを⽤いて⾏ってきた。2016年の第9回ベルリン・ビエンナーレではキュレーションを担当するなど、国際的にも注目を集める。
2018年に「DIS Magazine」の運営を一度終了したDISは、「エデュテイメント」をテーマとしたビデオストリーミング「dis.art」へ活動の主軸を移⾏。著名アーティストや批評家を招き、哲学やテクノロジー、現代美術、アクティビズム、⽂化などを通して、エンターテインメントと教育の再定義を目指している。
本展でDISは、M/M(Paris)やJ.W ANDERSONとのコラボレーションで知られる、⼋⽊沢俊樹によるバックブランド「TOSHIKI」との協働を実施。2008年のリーマンショックがミレニアル世代にもたらした経済的危機を描く映像作品《XOXO, SAFETY NET》シリーズから生み出された作品を発表する。
展覧会では、両者がコラボレーションしたバッグや、エディション付きの数量限定グッズも販売。会期中には、DISのメンバーが来⽇してのイベントも開催予定だ。
