
フランスで文化予算大幅削減へ。その理由とは?
仏大統領がルーヴル美術館での大規模改修計画を発表した前夜、ラシダ・ダチ文化相が、国民議会での最終採決を待つ今年度の文化予算をふまえた政策に言及。このまま採択されると、とくに影響を被る舞台芸術分野での削減額は1億3000万ユーロ(約210億円)にもなると言われ、同分野の複数の団体から抗議の声が上がっている。混乱する状況を速報する。

仏大統領がルーヴル美術館での大規模改修計画を発表した前夜、ラシダ・ダチ文化相が、国民議会での最終採決を待つ今年度の文化予算をふまえた政策に言及。このまま採択されると、とくに影響を被る舞台芸術分野での削減額は1億3000万ユーロ(約210億円)にもなると言われ、同分野の複数の団体から抗議の声が上がっている。混乱する状況を速報する。

今週閉幕する/開幕した展覧会のなかから、とくに注目したいものをピックアップしてお届け。なお、最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。

東京のYUKIKOMIZUTANIで、林樹里と坪本知恵の2人展「うつろの疏水をながめたとき」が開催される。両作家がそれぞれ異なる方法で世界と対話し、自然と人工、過去と未来といった対極的なテーマを扱う作品が展示される。会期は2月8日〜3月1日

「毎日オークション」を子会社に持つ株式会社マイナビと、「SBIアートオークション」を子会社に持つSBIホールディングス株式会社は、両者を統括する「SBI毎日アートホールディングス株式会社」(仮称)を設立する。

大塚国際美術館で、美術史上最大の未解決盗難事件で消失したフェルメールによる傑作《合奏》を陶板で原寸大に再現した作品が3月18日より常設展示される。

宮城・仙台市のせんだいメディアテークの館長に、日本文学研究者で早稲田大学特命教授のロバート・キャンベルが就任する。

アーティストユニット・米谷健+ジュリアによる個展「CRYSTAL PALACE」がart cruise galleryでスタートした。

アフリカ大陸を代表する現代アートフェア「Investec Cape Town Art Fair 2025」が、2月21日〜23日の会期で南アフリカ・ケープタウンにて開催される。今回で12回目を迎える同フェアには、東京からのギャラリーも初めて参加する。

北海道積丹町にある温泉施設「岬の湯しゃこたん」を舞台に、実験的な芸術祭として「積丹温泉芸術祭」が初開催される。会期は2月15日〜24日の10日間。

「創作アプリケ」で知られる宮脇綾子を造形作家としてとらえ、その創造の魅力を美術史の観点から見直す展覧会「生誕120年 宮脇綾子の芸術 見た、切った、貼った」が東京ステーションギャラリーで開催中。手芸の域を超え、美術のジャンルをも無化する、軽やかな感性とたぐいまれな造形センスを実感できる。

2026年春、帝国ホテルが京都市東山区の新たなホテル「帝国ホテル 京都」を開業させる。

フランスのエマニュエル・マクロン大統領は、ルーヴル美術館の大規模改修計画を発表した。「ルーヴル・ヌーヴェル・ルネサンス」と呼ばれるこの改修計画では、新しい入り口や《モナ・リザ》の専用展示空間などが設置される。

神奈川・横浜市の横浜市民ギャラリーが開館60周年。この節目に「コレクションの地層」をテーマとしたコレクション展が開催される。会期は2月21日~3月9日。

アーツカウンシル東京で、フォーラム「芸術文化と都市の力: 国際展開の新たな機会と挑戦」が2月20日に開催される。

レゴジャパンは、アートコレクションの新製品としてフィンセント・ファン・ゴッホの名作《ひまわり》をテーマにした「レゴ®アート Vincent van Gogh<ひまわり>」を発売する。

東京都現代美術館で開催中の「坂本龍一 | 音を視る 時を聴く」展について、同館は混雑への対応策を発表した。

京都の世界遺産・二条城で開催されるアンゼルム・キーファーの個展「アンゼルム・キーファー:ソラリス」。その会期が3月31日〜6月22日に決定した。

今年、フジテレビを含むお台場で開催が予定されている「東京お台場トリエンナーレ2025」について、フジテレビは27日に行った記者会見で言及した。

丸亀市猪熊弦一郎現代美術館で、第1回「MIMOCA EYE / ミモカアイ」大賞を受賞した美術家/陶芸家・西條茜の個展「ダブル・タッチ」が始まった。

演劇を通じて社会の様々な問題に新たな視点を提供する「シアターコモンズ’25」が、2月21日〜3月2日に都内各所で開催される。レバノンや中国からのアーティストによるパフォーマンスやレクチャー、参加型のプログラムなど、多彩なプログラムが展開される。