変化する渋谷でEVERYDAY HOLIDAY SQUADが見せる新たなストリートカルチャー

SNOW Contemporaryで「開閉しろ都市」と題して、11月17日よりEVERYDAY HOLIDAY SQUAD「渋谷の部屋」、2018年1月12日よりSIDE COREディレクター・松下徹「常磐の部屋」が開催される。

EVERYDAY HOLIDAY SQUAD rode work 2017 Reborn-Art Festival

 SNOW Contemporaryで11月17日から開催される「開閉しろ都市」。本展は二部構成となっており、はじめにEVERYDAY HOLIDAY SQUAD(エブリディ・ホリディ・スクワッド)「渋谷の部屋」、続いてSIDE COREディレクターの一人・松下徹による「常磐の部屋」が行われる。

EVERYDAY HOLIDAY SQUAD UNKNOWN 2015 ANAGURA

 「渋谷の部屋」展を開催するEVERYDAY HOLIDAY SQUAD(以下EHS)は、東京の暗渠で、誰も見ることができない壁画制作をしたドキュメント『unknown』(ANAGRA、2015)などを発表。2017年にはReborn-Art Festival(石巻)に参加した。

EVERYDAY HOLIDAY SQUAD UNKNOWN 2015 ANAGURA

 本展でEHSは、オリンピックに向けた再開発や商業施設の拡大といった社会の変化や歪みが現れる場所としての渋谷に注目し、新作を発表。

EVERYDAY HOLIDAY SQUAD シュウカンさんの写真 2017 STREET MATTERS

 「若者の街、自由の街」のイメージとは異なる現在の渋谷を、新たなストリートカルチャーが誕生する場所ととらえ、公共施設のありかたに新たな視座を求める作品や、放置自転車をパブリック・アートに変えるプロジェクトを展開する。

 なお本展は12月22日までの開催となり、2018年1月12日から松下徹「常磐の部屋」が開催される。

EVERYDAY HOLIDAY SQUAD シュウカンさんの写真 2017 STREET MATTERS

編集部

Exhibition Ranking