東京・上野の東京国立博物館で、内山晋コレクションの受贈を記念した特別展「歌川広重 江戸のベストアングル」が開催される。会期は2026年9月29日〜12月20日。
内山コレクション、待望の公開
江戸時代後期に活躍し、葛飾北斎(1760〜1849)と並ぶ江戸の風景画の二大巨頭として知られる歌川広重(1797〜1858)。雨や雪、風といった気象条件や、刻々と変化する光の表情を巧みに捉えた広重の作品は、当時の江戸の人々を熱狂させただけでなく、ゴッホやモネら西欧の画家たちにも多大な影響を与えた。


本展の礎となるのは、浮世絵の研究と普及に尽力した内山晋(1893〜1980)の旧蔵品だ。内山は広重を中心に質の高い浮世絵を収集しており、このたび1025点という膨大なコレクションが東京国立博物館へ寄贈された。
本展では、この受贈を記念し、広重の出世作となった「東海道五拾三次之内」「木曾海道六拾九次之内」「名所江戸百景」という、広重の画業を語るうえで欠かせない三大風景画シリーズを3期に分けて公開。保存状態が極めて良い内山コレクションならではの、鮮やかな色彩と繊細な摺りの妙を堪能できる。


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