「開館40周年記念 路傍小芸術」(新潟市美術館)

新潟市美術館で「開館40周年記念 路傍小芸術」が3月22日に終了する。レポート記事はこちら。
本展は、長らく街の片隅にあり、多くの人々に見つめられてきた無名の人々による造形作品を紹介するもの。小中学校などのセメント彫刻、銭湯の壁画、新潟地震を描いた児童画などを展示。新潟市美術館の自主企画展として開催される。
本展で展示されてるのは、人々の傍らにいつも佇んでいる「路傍」的存在であり、生活に密着した「小芸術」である。今回、美術館のホワイトキューブに「路傍」が持ち込まれたことで、これまで口述のなかにしかなかった存在が、交換・流通可能な言語として立ち上がった。本展のもっとも重要な点はそこにあるといえるだろう。
会期:2026年1月24日~3月22日
会場:新潟市美術館
住所:新潟県新潟市中央区西大畑町5191-9
電話番号:025-223-1622
開館時間:9:30~17:00(入館は閉館の30分前まで)
料金:一般 800円 / 高・大学生 600円 / 小・中学生 無料
「向井山朋子 Act of Fire」(アーツ前橋)

アーツ前橋で「向井山朋子 Act of Fire」が3月22日まで開催されている。レポート記事はこちら。
向井山朋子は1963年和歌山県新宮市生まれ、アムステルダム在住。音楽、映像、パフォーマンス、インスタレーションなど多領域を越境する表現者として活動してきた。
本展は、向井山にとって美術館で初の大規模個展であり、アーツ前橋の6つのギャラリーを地下劇場に見立てた回廊型インスタレーションとなっている。シルクドレスの迷宮《wasted》(2009)、3.11の津波で破壊されたグランドピアノを用いた《nocturne》(2011)、映像詩《ここから》(2025)など、新旧の作品群を展示している。
タイトル「Act of Fire」は、向井山の身体と記憶に根ざす喪失・抵抗・怒りに関わる表現と、ジェンダー不平等、自然災害、侵略などの現実世界の問題を「火」というメディアによって示す行為を指す。家族の肖像、火祭り、経血、津波の泥、燃え尽きるピアノなどのイメージを提示する。
会期:2026年1月24日~3月22日
会場:アーツ前橋
住所:群馬県前橋市千代田町5-1-16 アーツ前橋
電話番号:027-230-1144
開館時間:10:00~18:00 ※入場は閉館30分前まで
料金:一般 1000円 / 学生・65歳以上 800円 / 高校生以下、障害者手帳等をお持ちの方と付添の方1名 無料



















