「NEGORO 根来 - 赤と黒のうるし」(サントリー美術館)

写真提供:宇陀市教育委員会事務局 文化財課 【通期展示(入替あり)】
東京・六本木にあるサントリー美術館で「NEGORO 根来 - 赤と黒のうるし」が開催されている。会期は1月12日まで。
本展は、和歌山県の根來寺で制作された朱漆器「根来塗」に焦点をあて、その美と技の歴史をたどるもの。中世に大寺院として栄華を極めた根來寺で作られた高品質の朱漆器は、堅牢な下地に黒漆の中塗と朱漆をかさねた漆器として知られ、江戸時代以降「根来」の名で呼ばれるようになった。これらは寺院や神社などの宗教施設だけでなく、民衆の生活のなかでも用いられていた。
本展では、根來寺が繁栄した中世の漆工品を中心に、その前後の時代に制作された年紀を有する品や、伝来が確かな名品、名宝が紹介されている。
会期:2025年11月22日~2026年1月12日
会場:サントリー美術館
住所:東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア3階
電話:03-3479-8600
開館時間:10:00~18:00(金、1月10日は〜20:00) ※入館は閉館の30分前まで
料金:一般 1800円 / 大学生 1200円 / 高校生 1000円
「タピオ・ヴィルカラ ー 世界の果て」(岐阜県現代陶芸美術館)

岐阜県現代陶芸美術館で、特別展「タピオ・ヴィルカラ ― 世界の果て」が開催されている。会期は1月12日まで。
本展は、フィンランドのモダンデザイン界で存在感を放つタピオ・ヴィルカラ(1915〜85)の日本初回顧展である。
1946年、ガラス製造会社イッタラのデザインコンペ優勝を機に、ヴィルカラは同社のデザイナーに起用され、約40年にわたり第一線で活躍した。セラミック・アーティストの妻ルート・ブリュック同様、ラップランドの静寂を愛し、生命の神秘や大自然の躍動を着想源に、「ウルティマ・ツーレ」(ラテン語で「世界の最北」)をはじめとするガラスの名作を誕生させた。デザインの対象は、ガラスのほかに磁器、銀食器、宝飾品、照明、家具、紙幣、グラフィック、空間までに及び、あらゆる素材に向き合い、触覚と視覚を働かせて生みだす洗練されたフォルムがヴィルカラの作品の見どころとなっている。
今回の展示は、エスポー近代美術館、タピオ・ヴィルカラ ルート・ブリュック財団およびコレクション・カッコネンから選ばれたプロダクトやオブジェ約300点に加え、制作過程や背景を明かすドローイング(複写)や写真が展示されている。生誕110年、没後40年を迎える今年、ヴィルカラの造形の魅力に迫る機会となっている。
会期:2025年10月25日~2026年1月12日
会場:岐阜県現代陶芸美術館
住所:岐阜県多治見市東町4-2-5 セラミックパークMINO内 岐阜県現代陶芸美術館
電話:0572-28-3100
開館時間:10:00~18:00 ※入館は閉館の30分前まで
休館日:月(祝日の場合は翌平日)



















