KYOTOGRAPHIE 2026のテーマは「EDGE」。世界8ヶ国から13組が参加【5/6ページ】

アントン・コービン(嶋臺ギャラリー)

David Bowie, Chicago 1980 © Anton Corbijn

 多数のミュージシャンのポートレイトで知られるオランダの写真家アントン・コービン。今回の展示は選集的回顧展となり、半世紀にわたるそのキャリアを象徴する静謐なモノクロ作品群が並ぶ。

アーネスト・コール「HOUSE OF BONDAGE」(京都市京セラ美術館 本館 南回廊 2階)

手錠をかけられた黒人。不法に白人専用地区にいたとして逮捕される。南アフリカ、1960年代 © Ernest Cole / Magnum Photos

 アーネスト・コール(1940〜1990)は、アパルトヘイト時代の南アフリカを記録した伝説的な写真家。本展では、差別政策のもとで生きる市民の姿を克明にとらえた最初期の写真集『House of Bondage』を中心に紹介する、日本で初めての機会となる。

ピーター・ヒューゴ「WHAT THE LIGHT FALLS ON」(京都市京セラ美術館 本館 南回廊 2階)

Sophie on the winter solstice, Nature’s Valley 2020 © Pieter Hugo

 ケープタウンを拠点に活動するピーター・ヒューゴ。本展では、「根源的な彷徨衝動」と名付けたものに導かれながら撮影された「What the Light Falls On」シリーズを展示する。