KYOTOGRAPHIE 2026のテーマは「EDGE」。世界8ヶ国から13組が参加【4/6ページ】

福島あつし(ygion)

© Atsushi Fukushima

 弁当配達員として勤務しながら制作した「ぼくは独り暮らしの老人に弁当を運ぶ」でKG+SELECT Awardグランプリ(2019)を受賞した福島あつし。福島は18年から農業に携わっており、本展では農業における夏の厳しさにフォーカスしたシリーズを発表する。

ファトマ・ハッスーナ(八竹庵)

© Fatma Hassona
© Fatma Hassona

 パレスチナの写真家であり、ガザの市民生活を記録し、国際的に高い評価を受けるも、25年4月16日のイスラエルにより空爆で家族10人とともに命を落としたファトマ・ハッスーナ。KYOTOGRAPHIEでは、ハッスーナの遺した貴重な写真を紹介し、その活動に敬意を捧げる。

フェデリコ・エストル「SHINE HEROES」(嶋臺ギャラリー)

Shine Heroes 2018 © Federico Estol
Shine Heroes 2018 © Federico Estol

 ウルグアイ出身のアーティスト兼アクティビストであるフェデリコ・エストル。本展では、ボリビア・ラパスで社会の周縁に追いやられる靴磨きに従事する人々とともに作品を制作し、そのアイデンティティを再考する。会場には、ラパスで靴磨きの人々が実際に使用してきた道具も展示される。