もうすぐ開幕
「つぐ minä perhonen」(世田谷美術館)

世田谷美術館で「つぐ minä perhonen」展が開催される。会期は11月22日~2026年2月1日。
ファッション・テキスタイルブランド「ミナ ペルホネン」は、デザイナーの皆川明によって1995年に設立。ブランド名はフィンランド語で「minä」は「私」、「perhonen 」は「ちょうちょ」を意味し、ファッションを中心に、インテリアや陶器など多分野へと展開し、日常の中に長く寄り添うデザインを提案してきた。
本展は、創設30周年を迎えた節目に開催されるものである。“つぐ”という言葉をテーマに、これまでの活動が生み出してきたつながりや継承のかたちを探る。皆川によるデザインの発想から、職人たちの手技によるテキスタイル、さらに共鳴する人々との協働まで、その広がりを多角的に紹介する。
会期:2025年11月22日~2026年2月1日
会場:世田谷美術館
住所:東京都世田谷区砧公園1-2
電話:050-5541-8600
開館時間:10:00~18:00 ※入場は閉館の30分前まで
休館日:月(11月24日、2026年1月12日は開館)、11月25日、年末年始(2025年12月29日~2026年1月3日)、2026年1月13日
観覧料:一般 1700円 / 65歳以上 1400円 / 大高生 800円 / 中小生 500円 / 未就学児 無料
「FUJI TEXTILE WEEK 2025」

山梨県富士吉田市下吉田本町通り周辺地域で、布の芸術祭「FUJI TEXTILE WEEK 2025」が開催される。
FUJI TEXTILE WEEKは、織物の街・富士吉田市を舞台に、テキスタイルを軸としてアートとデザイン、そして地域文化を結びつける芸術祭だ。今年のテーマは「織り目に流れるもの」。織物の表層の下に流れる音や手のリズム、記憶、土地の気配といった目に見えない力に注目し、織物の文化的・歴史的背景を探る試みとして開催される。
これまでのFUJI TEXTILE WEEKでは、大巻伸嗣、落合陽一、清川あさみなど、国内外で活躍するアーティストが参加し、繊維産業の歴史をもつ街の空間を活かした展示が行われてきた。2025年の開催でも、繊維工場や問屋建物などの地域資源を展示会場として活用し、アーティストの作品を通して新たな創造的視点を提示する。
会期:2025年11月22日~12月14日
会場」⼭梨県富士吉田市下吉田本町通り周辺地域
住所:山梨県富士吉田市下吉田本町
開館時間:10:00~17:00
休館日:11月25日、12月1日、12月8日
観覧料:一般 2500円 / 学生 2000円 / 高校生以下および18歳未満 無料
「NEGORO 根来 - 赤と黒のうるし」(サントリー美術館)

写真提供:宇陀市教育委員会事務局 文化財課 【通期展示(入替あり)】
サントリー美術館で「NEGORO 根来 - 赤と黒のうるし」が開催される。会期は11月22日~2026年1月12日。
本展は、和歌山県の根來寺で制作された朱漆器「根来塗」に焦点をあて、その美と技の歴史をたどるもの。中世に大寺院として栄華を極めた根來寺で作られた高品質の朱漆器は、堅牢な下地に黒漆の中塗と朱漆をかさねた漆器として知られ、江戸時代以降「根来」の名で呼ばれるようになった。これらは寺院や神社などの宗教施設だけでなく、民衆の生活のなかでも用いられていた。
本展では、根來寺が繁栄した中世の漆工品を中心に、その前後の時代に制作された年紀を有する品や、伝来が確かな名品、名宝を紹介する。
会期:11月22日~2026年1月12日
会場:サントリー美術館
住所:東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア3階
電話:03-3479-8600
開館時間:10:00~18:00(金、1月10日は〜20:00) (入館は閉館の30分前まで)
休館日:火、12月30日〜1月1日(1月6日は〜18:00)
観覧料:一般 1800円 / 大学生 1200円 / 高校生 1000円



















