滋賀発の国際芸術祭「BIWAKOビエンナーレ2025 “流転〜FLUX”」が開催。国内外から約70組のアーティストが参加決定【3/3ページ】

 今回の会場は、近江八幡旧市街地を中心として、メイン会場となる「近江八幡旧市街地エリア」、琵琶湖を見下ろす眺望に恵まれた聖徳太子ゆかりの霊場として知られる「長命寺エリア」(初会場)、そして琵琶湖に浮かぶ有人島である「沖島エリア」の3エリアから構成される。歴史・自然・文化が交差する滋賀の風景の中で、ひとつのエリアを深堀したり、エリア間を横断して異なる世界観を感じながら、新たなアートとの出会いを実現する機会となるだろう。

長命寺エリア(今回初会場)

 なお本芸術祭に先立ち、沖島小学校を会場に、近江八幡で採取できる「土」から絵の具をつくり、地元の小学生たちと巨大な絵を制作するワークショップが8月2日に開催される。

編集部