EXHIBITIONS

石橋財団コレクション選 特集コーナー展示

青木繁、坂本繁二郎、古賀春江とその時代 久留米をめぐる画家たち

坂本繁二郎 放牧三馬 1932 石橋財団アーティゾン美術館蔵

坂本繁二郎 能面と鼓の胴 1962 石橋財団アーティゾン美術館蔵

坂本繁二郎 幽光 1969 石橋財団アーティゾン美術館蔵

青木繁 海の幸 1904 石橋財団アーティゾン美術館蔵

青木繁 わだつみのいろこの宮 1907 石橋財団アーティゾン美術館蔵 重要文化財

青木繁 舞楽面 1900-1903頃 石橋財団アーティゾン美術館蔵

古賀春江 二階より 1922 石橋財団アーティゾン美術館蔵

 アーティゾン美術館では、4階展示室にて「石橋財団コレクション選」と題し、2800点あまりからなる収蔵品のなかから作品を選んで紹介。今期は、「青木繁、坂本繁二郎、古賀春江とその時代 久留米をめぐる画家たち」を開催する。

 石橋財団の近代洋画コレクションの中心である、青木繁と坂本繁二郎のふたりは、同館の前身、ブリヂストン美術館の創設者・石橋正二郎と同郷の福岡県久留米市出身で、石橋財団の本格的な美術品収集のきっかけとなった画家。明治末〜大正・昭和初期にかけて、久留米とその近隣の筑後地域から多くの美術家が輩出された背景には、明治期にすでに洋画の指導者がいたこと、そして、その指導を受けた青木と坂本が中央画壇で活躍したことが挙げられる。

 本展では、青木と坂本、これに続いた久留米にゆかりのある画家たちに注目。また、青木が学生時代に描いた「仮面スケッチ」の一部と、月を多数描いた画家としても知られる坂本の最晩年の《幽光(ゆうこう)》(絶筆)など、を新たに収蔵した作品も初公開する。