DOUBLE ANNUAL 2025 アニュラスのじゃぶじゃぶ池/omnium-gatherum(国立新美術館)

国立新美術館で、京都芸術大学と東北芸術工科大学の学生選抜展「DOUBLE ANNUAL 2025 アニュラスのじゃぶじゃぶ池/omnium-gatherum」が2月22日から開催される。
本展では堤拓也、慶野結香の2名のディレクターと、監修に片岡真実(森美術館館長)を迎える。両校の学部生と院生を対象に、国立新美術館で展開したい作品プランを募集し、今年度は89組の応募者のなかから、ディレクターによる審査を経て11組が選ばれた。
今回の方向性を示すテーマおよび展覧会タイトルとして「アニュラスのじゃぶじゃぶ池/omnium-gatherum」を設定。ラテン語で有機的な「輪」や「環」を示す「アニュラス」と、公園にある浅い水遊び場である「じゃぶじゃぶ池」、そして混合物、寄せ集め、まぜこぜなどを意味する「omnium-gatherum(オムニウム・ギャザラム)」は、無限の可能性にひらかれた円環状の公共空間に、様々な表現や考え方を持っている人々が集い、混ざりあいながら戯れるイメージをもって名づけられた。
会期:2025年2月22日~3月2日
会場:国立新美術館
住所:東京都港区六本木7-22-2
電話番号:050-5541-8600
開館時間:10:00~18:00 ※最終日の観覧受付は閉場の30分前まで
休館日:2月25日
料金:無料
「Oracle Womb」(√K Contemporary)

研究者としてAIに携わり、現在は表現者としてAIとともに芸術を生み出している岸裕真。その個展「Oracle Womb」が東京・新宿区にある√K Contemporaryで開催される。会期は2月22日~3月15日。
岸はAIを「Alien Intelligence(エイリアンの知性)」ととらえ直し、人間とAIによる創発的な関係「エイリアン的主体」を掲げて、自ら開発したAIと協働して絵画、彫刻、インスタレーションの制作を行う。2023年より、ほぼすべての制作においてオリジナルの対話型AIモデル「MaryGPT」がそのキュレーションを担ってきた。
本展では地下から2階の3フロアにわたり、インスタレーションから平面作品まで展示され、岸と「MaryGPT」が創り出す「美しい違和感」を展開するという。同展の会場音楽はロサンゼルス出身のプロデューサー兼アーティスト・Teebsが担当。また3月8日には金沢21世紀美術館館長・長谷川祐子をゲストへ迎えた特別なトークイベントも開催予定だ。
会期:2025年2月22日~3月15日
会場:√K Contemporary
住所:東京都新宿区南町6
開館時間:13:00〜19:00
休館日:日月
料金:無料



















