「DX 時代のメディア表現──新しい日常から芸術を思考する」が岐阜・大垣のIAMASで開催。「新しい日常」を問い直す【3/3ページ】

 ディレクターの松井は本展について次のようにコメントしている。「本展が注目するメディア表現は、数学的・科学的発想、技術や工学を応用した新たな創造性に基づき、人類が有史以来培ってきた温故知新の哲学を統合する分野の一端を占めています。特に、 空間と時間の隔たりを超越することに着目し、『ここ・よそ』と『過去・現在・未来』を繋ぐ、 『・』を意識したい。デジタルとアナログ、端末(オンライン)と対面(リアル)、サブスクリプション視聴と同時視聴、新しいと古い等々......。「あいだ」を意識する想像力こそが、持続可能 な社会を先導する理性であり、メディアであり、霊性だと仮定しよう」。

編集部

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