日比野克彦の個展が麻布台ヒルズの「舞台裏」で開催。VRゴーグルを装着したライブペインティングも

Gallery & Restaurant 舞台裏で、現代美術家・日比野克彦による、個展・ライブペインティングavecVR「脳はダマせても⇄身体はダマせない♯01」が開催される。会期は5月24日〜6月23日。

©︎ Katsuhiko Hibino

 麻布台ヒルズGallery & Restaurant 舞台裏で、現代美術家・日比野克彦(1958〜)による、個展・ライブペインティングavecVR「脳はダマせても⇄身体はダマせない♯01」が開催される。会期は5月24日〜6月23日。

 日比野は東京藝術大学に在学していた1980年代前半より作家活動を開始。社会メディアとアートの融合といった表現領域を拡大するような活動が注目されてきた。2022年からは同大学学長を務めており、芸術未来研究場を立ち上げ、現代におけるアートの更なる可能性を追求。「アートは生きる力」であるということを研究、実践し続けている。

 そんな日比野は、これまで個展のタイトルに「会いたい」「伝言ゲーム」「人はなぜ絵を描くのだろう」など、自身が制作活動をする生理的な衝動を追求する言葉をたびたび付随させてきた。今回の個展「脳はダマせても⇄身体はダマせない」は、24年2月にフランスのフォンフロワッド修道院にあるルドンの壁画のある部屋でVRゴーグルを装着してデジタル仮想空間に絵を描いてきた体験をベースとするもの。ギャラリー内ではVRゴーグルを装着してライブペインティングを行うことで、脳の欲求と身体の快感の関係性を同時空間に居合わせた観客とともにあらためて検証するという。

日比野克彦
Gallery & Restaurant 舞台裏

編集部

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