東京都渋谷公園通りギャラリー

　東京都渋谷公園通りギャラリーは2020年、アール・ブリュット（Art Brut）などの振興拠点として開館した渋谷の隠れ家のようなギャラリー。アートを通してダイバーシティの理解促進や包容力のある共生社会の実現に寄与するため、アール・ブリュットなどをはじめとする多様なアートを紹介している。

　アール・ブリュットは、元々、フランスの芸術家ジャン・デュビュッフェによって提唱された言葉。今日では、広く、専門的な美術の教育を受けていない人などによる、独自の発想や表現方法が注目されるアートを表す。

　ギャラリーではほかにも、公園通り沿いの交流スペースを活用して、トークやライブ、パフォーマンス、ワークショップなど対話的で創造的な交流プログラムを展開。観覧はいつでも無料のため、気軽にアートを楽しむことができる。