小山泰介、顧剣亨、永田康祐が参加。写真を切り口に変わりゆく東京を再考する「TOKYO PHOTOGRAPHIC RESEARCH」とは?

写真を切り口に変わりゆく2020年前後の東京を再考するプロジェクト「TOKYO PHOTOGRAPHIC RESEARCH」。そのスタートとして、参加作家に小山泰介、顧剣亨、永田康祐の3名を迎え、各作家のプロジェクトを公開している。

TOKYO PHOTOGRAPHIC RESEARCH ウェブサイト (C)TOKYO PHOTOGRAPHIC RESEARCH PROJECT

 写真を切り口に変わりゆく東京を再考するプロジェクト「TOKYO PHOTOGRAPHIC RESEARCH」が本格的に始動する。写真家・小山泰介が2018年に開催した展覧会「PHASE TRANS」(G/P gallery、東京)を契機として、これまで同時代のアーティストやキュレーター、デザイナーなどが集まり、議論を重ねてきた。

小山泰介 REVIVE #144 2019 © Taisuke Koyama

 今後本企画では、2020年を前後して大規模な再開発を行う東京、そして高度な情報社会により変容する都市や人々の姿を、12名のアーティストが独自の視点で表現し、ウェブサイトで発表。そしてそれぞれの作品から見えてくるテーマを糸口に、多様なゲストを迎えながら、現代、そして未来について議論しあうプラットホームとして活動を行うという。

 今回そのスタートとして、小山泰介顧剣亨(コ・ケンリョウ)、永田康祐の3名によるプロジェクトが公開された。秋には各作家とゲストによる対話も実施される予定だ。3名の作家がそれぞれの視点で、現在の東京に向き合いながら制作した作品群に注目したい。

顧剣亨 Roppongi Hills Mori Tower_1 2019 © Kenryou Gu
永田康祐 Function Composition(Park in Shibuya) 2019 © Kosuke Nagata

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