2019.5.18

「ギュスターヴくん」「バムとケロ」「そらまめくん」の原画が一堂に。「人気絵本のひみつ」を探る展覧会が開催

絵本に関する最新情報を発信してきた月刊雑誌『MOE』。その創刊40周年を記念し、5人の人気絵本作家による原画を紹介する展覧会「MOE 40th Anniversary 人気絵本のひみつ展」が、新潟県立万代島美術館で開催される。会期は7月13日〜9月23日。

©YUKA SHIMADA/ OJIGI BUNNY INC./KOMAKO SAKAI/ YUKO HIGUCHI/SHINSUKE YOSHITAKE/MIWA NAKAYA/ HAKUSENSHA
前へ
次へ

 国内外の絵本・児童書作家と信頼を築き、絵本に関する最新情報を発信してきた月刊雑誌『MOE』。その創刊40周年を記念し、新潟県立万代島美術館で「MOE 40th Anniversary 人気絵本のひみつ展」が開催される。

 本展には、実力・人気をともに兼ね備えた、現在の絵本を代表する作家が集結。幅広い世代を惹きつける5名による、貴重な絵本の原画約200点が一同に会する。

 島田ゆか『ぶーちゃんとおにいちゃん』 ©YUKA SHIMADA/ OJIGI BUNNY INC./ HAKUSENSHA

 出展作家は「バムとケロ」「かばんうりのガラゴ」シリーズで知られる島田ゆか、「よるくま」シリーズで子供の世界を繊細に描き出す酒井駒子、不思議な世界観で大人も多く魅了するヒグチユウコ、挿絵やイラストエッセイまで幅広く活動するヨシタケシンスケ、数多くの親子から支持を得る「そらまめくん」シリーズでお馴染みのなかやみわ。

 なかやみわ『やさいのがっこう とうもろこしちゃんのながいかみ』©MIWA NAKAYA/ HAKUSENSHA

 加えて絵本の設定資料やスケッチ、作家の私物など、制作の過程や作家の人となりを知ることのできる品々も展示。自由に絵本を読めるコーナーも用意され、原画との見比べや、新しい絵本との出会いを楽しめる内容となっている。

 なお会期中の毎日10~13時は「おしゃべり優先タイム」が設けられ、小さな子供から大人まで、会話を楽しみながら作品を鑑賞することができる。

 ©YUKO HIGUCHI/ HAKUSENSHA