BankARTの新拠点で展覧会「雨ニモマケズ」が開催。土屋信子、西原尚、渡辺篤らが参加

みなとみらい線新高島駅の地下に位置するBankARTの新拠点・BankART Stationと、東急東横線廃線跡の高架下のR16スタジオ。みなとみらいに誕生したこの2つのスペースで、展覧会「雨ニモマケズ」が開催される。会期は2019年3月1日〜24日。

R16スタジオ ©BankART1929

 2018年3月に惜しまれつつ閉館したBankART Studio NYK。11月には「BankART Station」「BankART SILK」「BankART Home」の3箇所を主な拠点とすることを発表した

 今回、みなとみらい線新高島駅地下1階の使用されなくなったバイパス部分にオープンするBankART Stationおよび、東急東横線廃線跡の高架下を活用した「R16スタジオ」で、グループ展「雨ニモマケズ」が開催される。

BankART Station ©BankART1929

 R16スタジオは、これまでの横浜市における約13年間の創造都市施策の歩みを検証する「Creative Network」の一環として、期間限定で開かれたスタジオ兼アトリエ。すでに土屋信子、渡辺篤などのアーティストや、建築家グループなどが滞在している。

 本展ではこれら2つの「ボイド空間」を往来しながら、古くから続く街と新都市を接続する部分に、アーティストはどのように関わることができるかを探る。参加作家はowowbund1871、小田原のどか、開発好明、金子未弥、363table、Sha-Ba、高橋啓祐、土屋信子、西原尚、nitehi works、マツダホーム、松本秋則、村田峰紀、山下拓也、渡辺篤。

Sha-Ba(秋山直子、古賀通代、北山深雪、hondachihiro、菅原康太) 参考画像 © BankART1929

 なお、18年5月から営業を行っているBankART Homeに続き、BankART SILKは2月1日からの「高橋啓祐 映像と身体」展を皮切りに始動。本展会場のBankART Stationも8日にグランドオープンを果たしたばかりだ。3つの拠点で動き始めるBankARTのこれからに、期待が高まる。

高橋啓祐 参考画像 © BankART1929

編集部

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