ラフォーレミュージアム原宿で、光の三原色「RGB」をテーマにYOSHIROTTEN、河野未彩、ジョナサン・ザワダらの作品を紹介する展覧会が開催される。
YOSHIROTTENは、東京を拠点に活動するグラフィックアーティスト。様々なメディアを用いた作品を制作するとともに、ファッションブランドの広告ビジュアル制作、店舗空間デザインなどを手がけるデザイナーとしても活動している。また、2018年3月には東京・東雲のTOLOT heuristic SHINONOMEで個展「FUTURE NATURE」を開催し、400坪の空間を活かした作品の展示を行った。
河野未彩は、加山雄三や水曜日のカンパネラなどのビジュアル制作のほか、映像やプロダクトも手掛ける視覚ディレクター。18年夏には、表参道のビルをジャックして行われたマネキンユニット・FEMMのライブ・エキシビションのアートディレクションやデザインを担当し、話題を呼んだ。
ジョナサン・ザワダは、ファッションブランドや音楽レーベルからそのグラフィックデザイナーとしてのキャリアをスタート。ミュージシャン・FLUMEのビジュアル制作を手がけたほか、18年5月には世界遺産・オペラハウスのプロジェクションマッピング制作を担当するなど、いまやオーストラリアの国民的アーティストと言うべき存在だ。
アートやデザインのカテゴリーで活躍する作家をはじめ、国内外の気鋭のアーティストたちが、現代のメディア環境から得た発想を表現する本展。藤倉麻子、キム・ロートン、MSHR、ナタリア・ステューク、袖岡由英、サブリナ・ラットも参加し、映像作品やインスタレーションで新作を中心に発表する。