
マーク・ブラッドフォードが描く「歩き続ける」社会的抽象──韓国初の大規模個展からたどる、暴力・移動・連帯の記憶
ソウルのアモーレパシフィック美術館にて、マーク・ブラッドフォードの韓国初となる大規模個展「Keep Walking」が開催されている。都市の残骸を素材に抽象と社会批評を交差させてきたブラッドフォードの20年以上にわたる創作活動を、作家自身の言葉とともにたどる。

ソウルのアモーレパシフィック美術館にて、マーク・ブラッドフォードの韓国初となる大規模個展「Keep Walking」が開催されている。都市の残骸を素材に抽象と社会批評を交差させてきたブラッドフォードの20年以上にわたる創作活動を、作家自身の言葉とともにたどる。

東京・六本木にある泉屋博古館東京で、「特別展 巨匠ハインツ・ヴェルナーの描いた物語ー現代マイセンの磁器芸術」が開幕した。会期は11月3日まで。

坂本龍一の大阪初となる企画展「sakamotocommon OSAKA 1970/2025/大阪/坂本龍一」(8月30日〜9月27日)の見どころを現地レポート。

オランダ・アムステルダムのゴッホ美術館が、政府からの支援が不足しているために改修が計画通り実施できず、将来的な存続の危機にあると発表した。

大阪・関西万博 ウーマンズ パビリオンの2階に位置する「WA」スペースで、カルティエと美術手帖のトークイベント、WA ダイアローグ「WOMEN IN ART」が9月29日に開催される。

豊田通商とCFAOが、アフリカの未来を芸術とともに築く文化・芸術振興活動「THE TOYOTA TSUSHO CFAO African Art Award」を発表した。トーゴ共和国の現代美術館との提携により、アフリカ各国の若手アーティストを支援する取り組みが本格的に始動する。

今週閉幕する/開幕した展覧会のなかから、とくに注目したいものをピックアップしてお届け。なお、最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。

東京・銀座のシャネル・ネクサス・ホールでソフィア クレスポ / エンタングルド アザーズによる「Synthetic Natures もつれあう世界:AIと生命の現在地」が開催される。

マイナビアートスクエアで「空へと / In Motion with the Sky マイナビアートスクエアアワード2025 ファイナリスト展 特別ゲストアーティスト:中島 伽耶子」が開幕した。会期は9月27日まで。会場の様子をレポートする。

東京・京橋のアーティゾン美術館で、「クロード・モネ -風景への問いかけ」展が開催される。会期は2026年2月7日〜5月24日。

国立新美術館、ソニー・ミュージックエンタテインメント、朝日新聞社が、国立新美術館で「テート美術館 ― YBA & BEYOND 世界を変えた90s英国アート」を開催する。東京展の後、京都市京セラ美術館へ巡回予定。

7月、ティファニーのアジア最大の旗艦店となる「ティファニー 銀座」がオープンした。その革新的な建築とインテリア、空間を彩る現代アートの一部を紹介する。

東京都写真美術館で、ポルトガルを代表する映画監督、ペドロ・コスタの日本最大規模の美術館個展、総合開館30周年記念「ペドロ・コスタ インナーヴィジョンズ」が開幕した。会期は12月7日まで。

1969年に東京・銀座で創業した「ギャルリーためなが」が、本拠地を南青山・骨董通りに移転する。

東京藝術大学大学美術館 取手館に、収蔵品の保管と見学の機能を兼ね備えた取手収蔵棟が昨年3月に竣工。今年4月からは「魅せる収蔵庫」として、スタッフによるガイド形式で一般公開されている。

アートセンターBUGで、韓国のSahng-up Galleryを迎えて行う「黒」をコンセプトとしたグループ展「BLACK POINT」が開催される。会期は9月4日〜15日。

2023年3月に、この世を去った音楽家・坂本龍一。その晩年の闘病と創作の軌跡を日記とともに辿ったドキュメンタリー映画『Ryuichi Sakamoto: Diaries』が11月24日より公開される。

グッチ銀座 ギャラリーで開催されている横尾忠則の個展「横尾忠則 未完の自画像 - 私への旅」が11月9日まで延長。作品7点も追加された。

国立アートリサーチセンターが、ミュージアムにおけるアクセシビリティの基礎的な知識を身につけることができる「ミュージアム運営のためのアクセシビリティ研修」をスタートさせる。第1期受講団体の募集は9月1日から。

香川県が解体の意向を示している、丹下健三建築の「旧香川県立体育館」について、民間による買取と保存活用を訴える旧香川県立体育館再生委員会が8月26日、高松市内で記者会見を開いた。