総合開館30周年記念 日本の新進作家 vol.22「遠い窓へ」(東京都写真美術館)開幕レポート。個人の物語をすくい取る、5人のイメージの重なり

東京・恵比寿の東京都写真美術館で、総合開館30周年記念 日本の新進作家 vol.22「遠い窓へ」が開幕した。寺田健人、スクリプカリウ落合安奈、甫木元空、岡ともみ、呉夏枝の5人の作家を紹介している。会期は2026年1月7日まで。

NEWS / REPORT

「永遠なる瞬間 ヴァン クリーフ&アーペル ― ハイジュエリーが語るアール・デコ」(東京都庭園美術館)。アール・デコ邸宅と共鳴するヴァン クリーフ&アーペルの精神

ヴァン クリーフ&アーペルのコレクションやアーカイヴを、アール・デコ期の芸術潮流に着目しながら紹介する展覧会「永遠なる瞬間 ヴァン クリーフ&アーペル ― ハイジュエリーが語るアール・デコ」が東京都庭園美術館で開幕。会期は2026年1月18日まで。会場の様子をレポートする。

NEWS / REPORT

ピカソのアジア記録が更新。クリスティーズ香港イブニングセールが約109億円の売上を達成

クリスティーズが9月26日、「20・21世紀美術イブニングセール」を開催し、総額5億6564万9000香港ドル(約109億円)の売上を記録した。38点の出品作品のうち35点が落札され、ピカソの《Buste de femme》は約37.8億円で競り落とされアジアにおけるピカソ作品の最高落札額記録を更新した。

NEWS / MARKET

地域レビュー(四国):塚本麻莉評「SHORES」、「Many Years / Marugame(千年万年)」 、「猪熊弦一郎博覧会」(丸亀市猪熊弦一郎現代美術館)

ウェブ版「美術手帖」での地域レビューのコーナー。本記事は、塚本麻莉(高知県立美術館主任学芸員)が四国で開催された展覧会のなかから、3つの展覧会を取り上げる。竹崎和征と猪熊弦一郎の作品から、作家の死後、その存在と作品の継承を考える。

REVIEW