丸亀市猪熊弦一郎現代美術館:特別展「大竹伸朗展 網膜」(8月1日~11月24日)

谷口吉生建築である丸亀市猪熊弦一郎現代美術館(MIMOCA/ミモカ)は、1991年、全国でも類を見ない駅前美術館として、丸亀市ゆかりの画家・猪熊弦一郎の全面的な協力のもと開館。これまで様々な独自の現代美術展を開催してきた。ここで行われているのが、大竹伸朗の個展「網膜」だ。

1988年に宇和島市に活動の拠点を移して以来、35年以上に亘ってこの地で制作し、国内外で幾多の個展や作品発表を続けてきた大竹伸朗。本展は、 2013年に同館で開催された「大竹伸朗展 ニューニュー」の続編とでも呼ぶべきものだ。活動の初期段階から取り組んできた「網膜」を通奏低音とし、シリーズの新作・未公開作を中心に、さらに「網膜」に接続する多様な作品群を谷口吉生建築の展示空間を生かして展開されている。なお、猪熊弦一郎の作品も同時に楽しめる。
住所:香川県丸亀市浜町80-1
開館時間:10:00〜18:00 ※入館は閉館の30分前まで
休館日:月、9月16日、10月14日、11月4日(ただし、8月11日、9月15日、10月13日、11月3日、11月24日は開館)
料金:一般 1500円 / 大学生 1000円 / 高校生以下または18歳未満・丸亀市内に在住の65歳以上・各種障害者手帳をお持ちの方とその介護者1名は無料
直島新美術館:開館記念展示―原点から未来へ(5月31日~)

Photo by GION
直島新美術館は、より多様な価値観や表現を提示すべく、日本を含むアジア地域の、時代・社会・場所・自然との関わりなど私たちの生き方についての示唆に富む現代アート作品を中心に収集・展示する美術館として今年開館を迎えた。ベネッセアートサイト直島の安藤建築としては10作目だ。

撮影=編集部
開館年の記念展示は、この場所にあわせて構想された新作を含む12名(組)のアーティストによる作品群で構成されている。参加アーティストは、会田誠、マルタ・アティエンサ、蔡國強、Chim↑Pom from Smappa!Group、ヘリ・ドノ、インディゲリラ、村上隆、N・S・ハルシャ、サニタス・プラディッタスニー、下道基行 + ジェフリー・リム、ソ・ドホ、パナパン・ヨドマニー。
住所:⾹川県⾹川郡直島町 3299-73
開館時間:10:00〜16:30 ※⼊館は閉館の30分前まで
休館日:⽉(祝⽇の場合開館、翌⽇休館) ※不定休あり
料金:[オンライン]1500円 / [窓⼝購⼊]1700円 / 15歳以下無料



















