首都圏から日帰りで行けるアートスポット:箱根編【3/3ページ】

箱根ガラスの森美術館

 箱根ガラスの森美術館は、仙石原にある日本初のヴェネチアン・グラス専門の美術館。ヴェネチアン・グラスとは北イタリアの水の都・ヴェネチアを発祥とし、15世紀から18世紀にかけてヨーロッパ貴族を熱狂させた工芸品だ。

 館内にはヴェネチアン・グラス美術館に加えて、20世紀以降のガラス作品を鑑賞することができる現代ガラス美術館も存在している。鑑賞後はガラス工房に立ち寄り、旅の記念に思い出の品をつくるのもよいだろう。

ヴェネチアをイメージした箱根ガラスの森美術館の外観

 7月12日までは「ヴェネチアン・グラスでみせる驚異の部屋~世界の創生~」を開催中。同館コレクションのなかから、16~17世紀の宝石のような模様や色彩を持つヴェネチアン・グラスの数々をその歴史とともに紹介している。

住所:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原940-48
開館時間:10:00〜17:30
電話番号:0460-86-3111
料金:一般 1800円 / 高校生・大学生:1300円 / 小・中学生 600円

成川美術館

 成川美術館は、実業家・成川實(なるかわみのる)の収集した、山本丘人や平山郁夫を中心とする昭和中期以降の現代日本画のコレクションをもとに、1988年に開館。芦ノ湖と箱根神社の赤い鳥居の景観を見下ろす高台に建つこの美術館は、新国技館を手がけた建築家・今里隆の設計によるものだ。現代的な和風建築が評価され、東京建築賞を受賞している。

 成川美術館の魅力はコレクションもさることながら、その建築から眺める景観にもあるだろう。ティーラウンジ「季節風」からは箱根随一の景色を臨みつつ、美術工芸品の器でゆったりとお茶や軽食を楽しむことができる。

住所:神奈川県足柄下郡箱根町元箱根570
開館時間:9:00〜17:00
電話番号:0460-83-6828
料金:一般 1300円 / 高校生・大学生:900円 / 小・中学生 600円