岡田美術館
2013年に誕生した岡田美術館は、明治時代に存在した欧米人向けのホテル「開化亭」の跡地に建設されており、全5階からなる大型の美術館だ。伊藤若冲や葛飾北斎などの日本画や、野々村仁清、尾形乾山のやきもの、ほかにも中国、韓国を中心とする古代から現代までの美術品が、常時約450点展示されていることから、東洋の美が一堂に会する美術館として知られている。

ほかにも、自然豊かな庭園やかつて存在していたホテルの名にちなんだ食事処「開化亭」、風神・雷神の大壁画を楽しみながら疲れを癒やす100%源泉かけ流しの足湯カフェも用意されている。
6月7日までは、特別展「愛でたい美術 ―絵画とやきものに見る幸せのかたち―」が開催される。本展では、古来より幸せへの願いを込めて美術作品に表されてきた多様なめでたいモチーフに注目。延命長寿、子孫繁栄、家内安全などの願いを象徴するモチーフは単独で用いられるだけでなく、複数を組みあわせることで複合的な意味を帯びる場合がある。今回の展示では、そのような吉祥の主題を愛らしく表した絵画とやきものを紹介している。
住所:神奈川県足柄下郡箱根町小涌谷493-1
電話:0460-87-3931
開館時間:9:00~17:00 ※入館は閉館30分前まで
休館日:展示替期間
料金:大人 2200円 / 大学・高校生 1700円 / 障害者手帳をお持ちの方および付添者1名まで 1100円 / 中学生以下 無料
箱根ラリック美術館
アール・ヌーヴォーとアール・デコの時代にまたがりながら活躍した、ジュエリー・ガラス工芸作家、ルネ・ラリックの作品を収蔵する「箱根ラリック美術館」。宝飾やガラス作品のみならず、歴史的に貴重な室内装飾や、オリエント急行の内装まで、幅広いラリックの仕事を見ることが可能だ。
併設されている「カフェ・レストラン リス(LYS)」は、「フランス・パリ郊外の明るいレストラン」をイメージしてつくられている。緑豊かな窓辺のこのレストランでは、上質なシャンパンと「自然の恵み」をテーマとしたメニューをリーズナブルに楽しめる。

現在は「ルネ・ラリックにみる日本とフランスの“かわいい”文化交流」が12月6日まで開催中。ジャポニスム(日本趣味)を源泉とするアール・ヌーヴォーとアール・デコが、日本に逆輸入され、竹久夢二(1884〜1934)や中原淳一(1913-1983)といったアーティストを刺激。こうした日仏の文化の影響関係から、ラリックを見直す展覧会だ。
住所:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原186-1
開館時間:9:00〜16:00 ※最終入館は15:30
電話番号:0460-84-2255
料金:一般 1500円 / 高校生・大学生・シニア:1300円 / 小・中学生 800円 / 障がい者手帳ご持参の方 750円
休館日:毎月第3木曜日(8月は無休)



















