巨大ロボット、山口晃、ヒンドゥー美術に落合陽一まで。9月に注目したい展覧会ベスト25
2023年8月末から9月に開幕する展覧会のなかから、とくに注目したいものを編集部がピックアップしてお届けする。 *最新情報は各館公式サイトをご確認ください。
2023年8月末から9月に開幕する展覧会のなかから、とくに注目したいものを編集部がピックアップしてお届けする。 *最新情報は各館公式サイトをご確認ください。
1753年にオープンし、ロゼッタストーンやラムセス2世像など重要な文化遺産を筆頭に、人類誕生から現在までを伝えるおよそ800万点もの収蔵品を誇る大英博物館。そんな世界に名だたるミュージアムがいま、コレクションの紛失、盗難のスキャンダルで揺れている。博物館による最初の発表から、メディアによる新たなスクープ、それがきっかけで起きたトップの辞任、今後予想される展開までを含めて時系列で振り返る。
9月6日〜9日に韓国・ソウルのCOEXで開催が予定されている第2回目の「フリーズ・ソウル」。同フェアの開催期間中にソウルで見るべき展覧会をお届けする。
長引く物価高騰が人々の暮らしに少なからず暗い影を落とすなかで、ロンドンのナショナル・ギャラリーは昨年から新しい取り組みを続けている。曜日と時間限定で、特別展への入場料をビジター自らが決めるというイギリス初の斬新なスキームだ。それは人々への経済的なサポートだけではなく、アートに触れる機会を増やして来館者数増加にもつながっているという。
日本各地を放浪し、行く先々の風景を貼絵で表した画家・山下清。彼の生き方や作品は人々を惹き付け、彼をモデルにしたドラマや映画『裸の大将』も制作されたほどだった。それらを通して、「放浪の画家」、「日本のゴッホ」としての彼のイメージは、広まり、定着した。が、フィクションである以上、そこに描かれているのは現実そのままではない。今回は3つのキーワードをもとに、いま一度、「神話」を解体し、山下清の実像に迫ってみたい。
今春、富山県の黒部市美術館で「毛利武士郎と黒部」展が開催された。作家の生誕100年に合わせて、黒部市ゆかりの作家を紹介するシリーズ「Kurobe Art Research」の第2弾でもある本展を、毛利武士郎を研究してきたメイボン尚子がレポートする。
宮﨑駿監督による最新作『君たちはどう生きるか』。この話題作を、『シン・エヴァンゲリオン論』(河出書房新社)などで知られる批評家・藤田直哉がアルノルト・ベックリンの《死の島》を参照しながら読み解く。
台北から台中を結ぶ全長150キロある街道を軸に、台湾の多種多様な文化のありようを示す「ロマンチック台三線芸術祭」。「彩りが多く美しい」という意味の客家語「ファラビボ(Falabidbog)」をテーマに、アート・デザイン・食文化をクロスオーバーさせ、客家に対する想像力を喚起するアートの祭典を、台北在住の栖来ひかりがリポートする。
17世紀初頭から20世紀までの版画作品を通じて、スペインの国や文化がどのようなイメージで伝えられてきたかを探る「スペインのイメージ:版画を通じて写し伝わるすがた」が国立西洋美術館で開催されている(〜9月3日)。約240点の出品作は、すべて日本国内で所蔵されている作品だ。その一部はひとりの日本人外交官によって、第二次大戦下のスペインで集められ、日本にもたらされたものだった。本展を機に、コレクター・須磨彌吉郎について紹介する。
Amazon Prime Videoで見ることができるアートムービーをピックアップ。配信期限つきの作品もあるため、気になるものは早めのチェックをおすすめしたい。
夏休みを利用して訪れたい、編集部が注目する展覧会を東京、東日本、西日本の3つにわけてピックアップ。ここでは西日本で見ておきたい展覧会をまとめてご紹介する。
夏休みを利用して訪れたい、編集部が注目する展覧会を東京、東日本、西日本の3つにわけてピックアップ。ここでは東京を除く東日本で見ておきたい展覧会をまとめて紹介する。
夏休みを利用して訪れたい、編集部が注目する展覧会を東京、東日本、西日本の3つにわけてピックアップ。ここでは東京都内でチェックしておきたい展覧会をまとめて紹介する。
1759年創業の老舗であり、受け継がれてきた卓越した技によって創り出される陶磁器で、本国はもちろん日本でも長年に渡って高い人気を誇るイギリスの高級メーカー、ウェッジウッド。同社がブランドのアイコンともいえるジャスパーウェアを使い、従来のイメージを覆すコラボレーションを異業種のデザイナーと行い、大きな注目を集めている。
猛暑の日でも気楽に行ける、都内の駅チカ美術館をピックアップしてお届けする。※水分や塩分補給による熱中症対策をしっかりと行ったうえでお出かけください(本稿は随時内容をアップデートしています)。
現在、東京国立博物館で開催中の大規模特別展「古代メキシコ ―マヤ、アステカ、テオティワカン」。この展覧会でクローズアップされている3つの文明「マヤ」「アステカ」「テオティワカン」を中心に、鑑賞に役立つ10のヒントをまとめてお届けする。
東京都現代美術館で開催中のデイヴィッド・ホックニーの大規模個展「デイヴィッド・ホックニー展」。同展の特設ショップで扱われているグッズのなかから、編集部が注目したものをピックアップしてお届けする。
ロンドンの医療研究財団ウェルカム・トラストが「メンタルヘルス」を問い直す国際的なアートプロジェクト「マインドスケープス」。東京を舞台におよそ1年にわたり展開した「マインドスケープス東京」を統括アーティストとしてディレクションした菊池宏子をはじめ、参加者たちが活動を総括した。
夏休みは海外の美術館を訪れるチャンス。この夏、海外で開催されている展覧会のなかから、編集部が注目する展覧会を地域ごとにピックアップしてお届けする。
東京・立川のPLAY! MUSEUMで開催中の「エルマーのぼうけん」展。ミュージアムショップで取り扱われているこだわりのグッズのなかから、編集部が注目したものをピックアップして紹介する。