ロンドン・ナショナル・ギャラリーのドキュメンタリーから若きコルビュジエの物語まで。家で見られるAmazon Prime Videoのアートムービー
Amazon Prime Videoで見ることができるアートムービーをピックアップ。配信期限つきの作品もあるため、気になるものは早めのチェックをおすすめしたい。
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全国には建築が特徴的なアート施設が多数存在する。近年開館した注目の施設から、知る人ぞ知る地方の美術館の名建築まで、ぜひ訪れてみてほしい(本稿は2020年11月掲載記事の再編集版です)。
2023年4 月27日から、日本では約20年ぶりの開催となるマティスの本格的な回顧展「マティス展」が開催。そこで、マティス作品を鑑賞する際のヒントになるような、意外に知られていない10のエピソードを紹介しよう。
現在国立西洋美術館で開催中の展覧会「憧憬の地 ブルターニュ」。モネやゴーガン、黒田清輝らが描いたブルターニュの風景を追うその内容をより深く楽しむためのポイントを、本展を担当した主任研究員・袴田紘代に聞いた。
美術家の中ザワヒデキ、草刈ミカを中心に発足した「人工知能美学芸術学研究会」。同研究会が昨年12月にパルテノン多摩で、不可能に近い演奏が求められるチャールズ・アイヴズによる交響曲第4番が演奏された。なぜ、人工知能の探求とオーケストラによる交響曲演奏が接続したのか。多摩美術大学芸術学科教授で美術ジャーナリストの小川敦生がその意義を分析する。
アジア最大級のヴィジュアル・カルチャー博物館である「M+」をはじめ、香港故宮文化博物館、戯曲センターなど様々な文化施設が存在する香港の西九龍文化地区(WKCD)。同地区は、コロナ禍を経て渡航制限が解除された香港にどのような可能性をもたらしたのか。その実態に迫る。
いよいよ新年度。新たに学生生活をスタートさせる人も、新学年になる人も、大学生に向けた美術館・博物館の優待制度「キャンパスメンバーズ」をお知らせしたい。
エスパス ルイ・ヴィトン大阪で現在、アルベルト・ジャコメッティ(1901〜66)の個展が開催中だ。フランスのフォンダシオン ルイ・ヴィトンが所蔵するジャコメッティ作品のなかから、大作《大きな女性立像 II 》を含む7点を展示する同展。2017年に国立新美術館で行われたジャコメッティの大回顧展も担当した横山由季子が、本展をレビューする。
3月27日、日本の文化政策を担う文化庁が京都に移転。新たなスタートを切った。首都・東京から京都へと文化庁が移転することは何を意味するのか。いま、改めて考えたい。
東京国立近代美術館70周年記念展「重要文化財の秘密」が3月17日に開幕した。近代美術としては史上初・重要文化財のみで構成されるという異色の展示は、どのように実現したのか。スキャンダラスな展示タイトルに込められた想いとは。同館副館長で本展担当学芸員の大谷省吾による特別寄稿を掲載する。
東京・京橋のアーティゾン美術館で開催中の「第59回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館展示帰国展 ダムタイプ|2022: remap」。ヴェネチアでの《2022》を再構築し、同館で展開されている《2022: remap》がいかにつくられ、そこにどのような集団としての協働があったのか。メンバーである高谷史郎、古舘健、濱哲史、南琢也の4人に話を聞いた。
19世紀末頃から20世紀初頭にかけての芸術表現はひとくくりに「世紀末芸術」と呼ばれることが多い。ともすると漠然としたイメージのある「世紀末芸術」について、初心者向けに鑑賞のコツを解説する。
オーストラリアのアボリジナルおよびトレス海峡諸島民美術(アボリジナルアート)を数多く収蔵しているシドニーのニュー・サウス・ウェールズ州立美術館。先住民芸術の普及や展示において重要な役割を担っている同館の事例から、その必要性や方法論を考察する。
表参道のエスパス ルイ・ヴィトン東京にヴォルフガング・ティルマンスのインスタレーション空間が出現した。フォンダシオン ルイ・ヴィトンのコレクションを国際的に紹介する「Hors-les-murs(壁を越えて)」の企画となる本展を、アーティストのミヤギフトシが体験した。
3月8日は国際女性デー。「国や民族、言語、文化、経済、政治の壁に関係なく、女性が達成してきた成果を認識する」この日に読みたい本を、3月8日にちなんで3つの切り口から8冊紹介する。
2023年、ドイツ・ヴァイマールに生まれた革新的な総合造形学校「バウハウス」は閉校から90年を迎えた。ナチスが奪い去った表現がいかにして今日まで続いてきたのか。閉校90年を契機に振り返るとともに、バウハウス思想の現在地点と、これからのあり様について考察する。
現在、東京都美術館で開催中の「レオポルド美術館 エゴン・シーレ展 ウィーンが生んだ若き天才」。日本ではじつに約30年ぶりとなるエゴン・シーレの回顧展にあわせ、シーレの作品を楽しく鑑賞するヒントになるような10のエピソードをお届けしたい。
優れたアートスクールや世界的なアートコレクションを持つ美術館が存在するにもかかわらず、ロサンゼルスのアートシーンは半世紀以上にわたり困難な模索を続けてきた。2019年、初開催されたアートフェア「フリーズ・ロサンゼルス」を機にようやく全面的に開花することとなった同市のアートシーン。その発展と現状を、ロサンゼルス在住のアートジャーナリストであるCheyenne Assilが考察する。
撤去から一転、保存へと方針が転換されたファーレ立川にある岡﨑乾二郎の作品《Mount Ida ─イーデーの山(少年パリスはまだ羊飼いをしている)》(1994)。美術評論家連盟による保存の要望書を起草したひとりである東京大学教授の加治屋健司が、この問題を振り返る。
「with コロナ」の時代において、大型展の予約制(定員抑制)を取り入れてる美術館・博物館は入場料収入も落ち込んでいる。こうした状況のなか、ミュージアムを支援できる方法をまとめた(本稿は2021年5月22日掲載記事の再編集版です)。