EXHIBITIONS
和田咲良「 )( 」
小山登美夫ギャラリー天王洲で、和田咲良による個展「 )( 」が開催されている。
和田咲良は1999年神奈川県生まれ。2024年に東京造形大学造形学部美術学科絵画専攻領域を卒業し、同年「ART AWARD TOKYO MARUNOUCHI 2024」藪前知子賞、小山登美夫賞を受賞。制作では絵画を基軸とし、生活に馴染みのある布や刺繍などを用いながら、インスタレーション、映像、パフォーマンスなど、ジャンルに縛られない多様な表現方法で展開してきた。
それらは、和田が作品のテーマとして掲げる「相互交渉」「ヒント」を示す。他者との関係の均衡性、パワーバランスへの興味から「絵画を壁にかけて一方的になりがちな鑑賞を避ける」ために、絵画自体に足をつけて自立させたり、壁のように巨大であったり、表にも裏にも描かれたりと、見る人と作品が相互に関係しあい、作品自体が何かの気づきのヒントになるような能動的で多面的な鑑賞を促する独創性を持つ。
新作《夢をみる》は、3メートルを超えた大作となっており、ギャラリー空間を入って正面の壁に展示されている。
和田咲良は1999年神奈川県生まれ。2024年に東京造形大学造形学部美術学科絵画専攻領域を卒業し、同年「ART AWARD TOKYO MARUNOUCHI 2024」藪前知子賞、小山登美夫賞を受賞。制作では絵画を基軸とし、生活に馴染みのある布や刺繍などを用いながら、インスタレーション、映像、パフォーマンスなど、ジャンルに縛られない多様な表現方法で展開してきた。
それらは、和田が作品のテーマとして掲げる「相互交渉」「ヒント」を示す。他者との関係の均衡性、パワーバランスへの興味から「絵画を壁にかけて一方的になりがちな鑑賞を避ける」ために、絵画自体に足をつけて自立させたり、壁のように巨大であったり、表にも裏にも描かれたりと、見る人と作品が相互に関係しあい、作品自体が何かの気づきのヒントになるような能動的で多面的な鑑賞を促する独創性を持つ。
新作《夢をみる》は、3メートルを超えた大作となっており、ギャラリー空間を入って正面の壁に展示されている。