EXHIBITIONS

長井朋子「単管パイプと花柄のパターン、ねこのシールに貝殻のネックレス」

単管パイプ上の世界 2024 oil and glitter on canvas 259.5 × 388.1 cm ©︎Tomoko Nagai

 小山登美夫ギャラリー六本木で、長井朋子による個展「単管パイプと花柄のパターン、ねこのシールに貝殻のネックレス」が開催されている。

 庭、植物、季節、空気の匂い、光、宇宙、動物、ぬいぐるみ、子供、部屋。長井作品のモチーフは、彼女がいつも頭の中にストックしている、小さい頃から親しんだもの、日常のドラマチックな瞬間、夢の景色などだ。それらを独自の視点とイマジネーションで有機的につなぎ、色彩のパズルのように共鳴させ、「未知の居心地がいい場所、見てみたい光景」として、森羅万象が輝く新しく自由な絵画空間に誘なう。

 本展では、新しい展開を見せる長井の新作ペインティングを発表している。