EXHIBITIONS

Liam Wong × Junya Watanabe PHOTO EXHIBITION「The Duality of Night|夜の二面性」

2024.06.08 - 07.07

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 STREET DREAMS STUDIOS TOKYOで、Liam WongとJunya Watanabeによる写真展「The Duality of Night|夜の二面性」が開催されている。

 Liam Wongは、東京を拠点に活動するスコットランド人ディレクター兼写真家で、東京の夜を切り取った、ベストセラーとなった写真集『TO:KY:OO』や『AFTER DARK』で知られ、ビデオゲーム業界で10年以上働き、「Forbes 30 Under 30」にも選ばれている。彼の作品はAdobe、BBC、Canon、CNN、The Guardian、Financial Times、Forbes、Japan Times、Sony、Smithsonian、Tate、VICEによって紹介されている。

 Junya Watanabeは、2018年から東京で本格的に写真活動をスタートし、東京の街が一番輝く瞬間を撮影することをテーマにしており、とくに夜と雨に強いこだわりを持っている写真家・フォトグラファーだ。 New Balanceなど様々な企業とのコラボや広告への写真提供を行いながら、個人としては、 東京の街ごとに写真集を制作するプロジェクト「Roam Around Night City」を進行し、2024年3月にシリーズ最初となる#1 Akihabaraを発表。

 本展では、2人のフォトグラファーが魅惑的に光る東京の夜の美しさを独自の視点でとらえる。妖しげに光るネオンサインだらけの街が、まったく新たな不思議な夜の深淵へと誘われるシネマティックな旅。それは大都市への2人からの"ラブレター"であり、観者を別次元の創造力へと連れ出すだろう。

 そうした作品のなかから、2人の代表作となる作品と、今回の展示のために2人が一緒に撮影を敢行した新作を発表。違う街で生まれた2人のフォトグラファー。互いに自分達が生きてきた痕跡として切り撮る視覚的アイデンティティが、会場で重なりあう。