EXHIBITIONS
記憶:リメンブランス ―現代写真・映像の表現から
東京都写真美術館 2階展示室で「記憶:リメンブランス ―現代写真・映像の表現から」が開催されている。
写真・映像は、人々のどのような「記憶」をとらえようとしてきただろうか。現場で記録するルポルタージュやドキュメンタリーだけでなく、時間や空間が隔てられていても、観者の感覚を揺さぶり、想像力を拡張させることで目には見えない記憶を伝える試みも続けられた。それぞれが他者の記憶、あるいは時代に刻まれたイメージと観者自身の記憶とを結び付ける写真・映像の特性を活かしたものでありながらも、作家たちのアプローチは多様だ。
本展では、『決闘写真論』(1976)における篠山紀信の《誕生日》、《家》における記憶への示唆を起点としながら、高齢化社会や人工知能(AI)といった、いまの記憶と関連するテーマまで焦点を当て、日本、ベトナム、フィンランドの注目される7組8名のアーティストたちの新作、日本未公開作を含む70余点を紹介。
写真・映像は、人々のどのような「記憶」をとらえようとしてきただろうか。現場で記録するルポルタージュやドキュメンタリーだけでなく、時間や空間が隔てられていても、観者の感覚を揺さぶり、想像力を拡張させることで目には見えない記憶を伝える試みも続けられた。それぞれが他者の記憶、あるいは時代に刻まれたイメージと観者自身の記憶とを結び付ける写真・映像の特性を活かしたものでありながらも、作家たちのアプローチは多様だ。
本展では、『決闘写真論』(1976)における篠山紀信の《誕生日》、《家》における記憶への示唆を起点としながら、高齢化社会や人工知能(AI)といった、いまの記憶と関連するテーマまで焦点を当て、日本、ベトナム、フィンランドの注目される7組8名のアーティストたちの新作、日本未公開作を含む70余点を紹介。