2017.10.26

香取慎吾がカルティエ「タンク」100周年を記念した2作品を発表

香取慎吾がカルティエのアイコンウォッチ「タンク」の誕生100周年を記念した期間限定ギャラリー「TANK 100」で2つのオリジナル作品を発表する。会期は10月28日〜11月26日。

香取慎吾 時間が足りない:need more time 2017  ©2017 Shingo Katori
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 カルティエは10月28日、六本木ヒルズ ウェストウォーク2階に「カルティエ ブティック 六本木ヒルズ店」をオープンさせ、同日より期間限定ギャラリー「TANK 100」を開催する。

期間限定ギャラリー「TANK 100」内観

 これはカルティエのアイコンウォッチである「タンク」の誕生100年を記念したもの。これを記念し、同ギャラリーでは香取慎吾が「タンク」からインスピレーションを受けて制作した2つのオリジナル作品《時間が足りない:need more time》と《百年のfuuu.》を展示する。

 絵画の《時間が足りない:need more time》は、キャンバスを文字盤に見立て、コンピューターで描いた後、アクリル絵具でグラフィティのような文字とローマ数字を散りばめたもの。香取は本作について「僕の描く絵はエンターテインメント的な側面もあります。よく自分の絵の中に登場するモチーフである東京タワーや黒うさぎもいます。視線を動かして楽しめるように考えました」とコメント。

 また《百年のfuuu.》は真っ赤なシャンデリアを思わせるオブジェ。タンクのこれまで百年とこれからの百年をテーマにした本作については、「イメージソースは自分が昔から好きだったうヴェネチアングラスのシャンデリアです。この作品をご覧になる方が、”fuuu”と息を吹きかけることで新しい命を吹き込むようなイメージ。これまでの百年もこれからの百年も”タンク”には途切れることのない命が吹き込まれ、火は消えることがありません」としている。

香取慎吾 百年のfuuu.  2017 ©2017 Shingo Katori

 カルティエ ジャパン社長のヴェロニカ・プラット=ヴァン=ティールは、このコラボレーションについて次のように語っている。「彼の卓越したクリエイティビティや、革新性は、メゾン カルティエの精神と重なります。次の100年に向けた新たな一歩をご一緒できることを心より嬉しく思います」。