日本財団が個性に寛容な社会の実現を目指して取り組むプロジェクト「日本財団 DIVERSITY IN THE ARTS」。その第一弾の展覧会として「ミュージアム・オブ・トゥギャザー」展が開催される。
本展では、アートを「心理的あるいは精神的に安定した状態を生み出し、その状態を維持するための能動的な道具」ととらえ、福祉施設やアトリエ、個人宅やスタジオなど、様々な制作環境から生み出される22の作家による作品と、資料や模型などのアーカイブで展示を構成する。
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会場内には車椅子で移動できるスロープや、スタッフが常駐する受付「ウェルカム・ポイント」、照明を落とし静かに過ごせる「クワイエット・ルーム」、音声を通して作品を知ることができる「オーディオ・ディスクリプション」などを設置。様々な鑑賞者にとって開かれた展覧会を目指す。
また、会期中には、障害のある人とない人が共に楽しめる参加型のワークショップや鑑賞プログラム、出展作家やキュレーターらによるフォーラムなど、多数のイベントも開催される。
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