MAGAZINE

遥かなる太平洋の島々の「根っこ(RamiS)」を探る。栖来ひかり評「第1回台湾国際オーストロネシアン・アート・トリエンナーレ」

屏東の台湾原住民族文化園区 で、台湾原住民が属するオーストロネシア語系を枠組みとする国際展「台湾国際オーストロネシアン・アート・トリエンナーレ」がスタートした。第1回のテーマは、古代オーストロネシア語で「根っこ」を意味する「RamiS(ラミース)」。本展の画期性を台湾在住の栖来ひかりが読み解く。

REVIEW

シー・チェンの日本初個展「Mythos in Ink: A Symphony of Creatures and Contradictions」がCALM & PUNK GALLERYで開催。長編作品の上映も

中国を拠点にアニメーション制作を中心に活動するシー・チェンの日本初個展「Mythos in Ink: A Symphony of Creatures and Contradictions」(「インクに潜む神話 :クリーチャーと矛盾のシンフォニー」)がCALM & PUNK GALLERYで開催中。会期は2月25日まで。

NEWS / EXHIBITION

PREMIUM

第8回

ハウザー&ワースはなぜ様々な社会的実践に注力するのか?

世界中に20以上の展示スペースとアートセンターを運営し、アート業界において絶大な影響力を持っているハウザー&ワース。ラーニングや出版、持続可能性といった領域での実践は同ギャラリーにとってどのような意味をもつのだろうか? 共同設立者であるアイワン・ワースとマニュエラ・ワース、そしてパートナーで社長のマーク・パイヨに話を聞いた。

PREMIUM

第17回

[ARTIST IN FOCUS]小田原のどか:実践と理論のあいだで「彫刻」の可能性を拡張する

彫刻家として活動しながら、彫刻研究者、評論家、出版社代表と多彩な顔を持つ小田原のどか。2023年秋、つなぎ美術館(熊本)での個展で住民参画型の「彫刻選挙」を企画した作家に、これまでの活動に通底する「彫刻」というテーマや、現在の関心と意識について話を聞いた。

SERIES / ARTIST IN FOCUS

PREMIUM

第16回

[ARTIST IN FOCUS]キュンチョメ:世界への愛と祈りを通じた幸福の探究

国内外各地に中長期にわたり滞在し、社会問題や自然災害について主に映像インスタレーション作品として発表してきたキュンチョメ。フィリピンやハワイの海で制作された新作で構成した、公立美術館での初個展に際して、近年の心境の変化や制作の背景、そして2人が目指す「幸福」について話を聞いた。

SERIES / ARTIST IN FOCUS

「大吉原展」について主催が説明の文面を公開

東京藝術大学大学美術館で開催される「大吉原展」の広報について、人身売買や性の商品化といった負の側面が触れられていないとの指摘が相次いだ。これを受けて主催が展覧会主旨を説明する文面を発表した。

NEWS / HEADLINE