寺田倉庫が運営するアートギャラリーカフェ「WHAT CAFE(ワットカフェ)」を舞台に、若手作家の美術工芸作品を紹介する展示会「Beautility: The Betweenness of Kogei」が開催される。会期は6月27日~7月7日。
このプログラムは、アートイベント「TENNOZ ART WEEK 2024」の一環として開催されるもので、WHAT CAFEではオープン以降初めての若手アーティストを中心とした美術工芸展となる。
参加アーティストは、氏家昂大、古賀崇洋、酒井智也、中村弘峰、市川透、井上祐希、今村能章、斉藤七海、高橋奈己、高橋美衣、野田ジャスミン、星野友幸、桝本佳子、宮下サトシ、横山玄太郎。
タイトルの「Beautility」は、「Beauty(美)」+「Utility(実用)」からなる造語であり、工芸の伝統的な素材や技法等をベースに現代性や新しい表現をかけあわせた作品を紹介することで、世界のアート市場に向け美術工芸の可能性と価値を再発見する機会を提供するという。
なお7月6日には、出展アーティストが手掛けた個性豊かな茶器を用い茶会体験イベントも開催。会場内に特別設置された茶室で、茶人が点てたお茶を味わいながら、茶器を実際に手に取り、鑑賞できる。