
表現は技法にとらわれない。小野耕石、増田将大、菊池遼によるグループ展が開催
1979年に生まれ、東京藝術大学大学院を修了した小野耕石。91年に生まれ、同大学博士課程の増田将大。そして同じく91年に生まれ、東京造形大学を修了した菊池遼による展示が、セゾンアートギャラリーにて開催される。会期は7月1日〜30日。

1979年に生まれ、東京藝術大学大学院を修了した小野耕石。91年に生まれ、同大学博士課程の増田将大。そして同じく91年に生まれ、東京造形大学を修了した菊池遼による展示が、セゾンアートギャラリーにて開催される。会期は7月1日〜30日。

第21回
『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート&カルチャー本の中から毎月、注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を紹介。2017年6月号では、鈴木雅雄と中田健太郎による、マンガをテーマとした『マンガ視覚文化論 見る、聞く、語る』を取り上げた。

思いがけず脱北者となり、生活のために脱北を手引きする「脱北ブローカー」になると同時に、自らも韓国への危険な旅に出る北朝鮮女性B(べー)。平凡な幸せを望み、女性として、母としての葛藤を抱えながら過酷な日々を生き抜くひとりの中年女性の姿に、釜山出身の監督ユン・ジェホが密着。

Maki Fine Artsにて、美術作家であると同時に美術批評家でもある白川昌生の個展「Coyote」が開催される。会期は7月1日〜8月27日。

名古屋市の北西部に隣接する清須市が3年に一度開催している公募展「清須市はるひ絵画トリエンナーレ」が今年9回目の開催を迎える。審査員に岡﨑乾二郎ら4名を新たに迎えた今年の概要が発表された。

「恐怖」に焦点をあて、絵に隠された時代背景などの知識をもとに読み解く美術書『怖い絵』シリーズ。著者のドイツ文学者・中野京子が特別監修する展覧会が、兵庫と東京の2会場で開催される。

20世紀を代表する彫刻家、アルベルト・ジャコメッティ(1901〜1966)の大回顧展が6月14日より国立新美術館で開催される。ジャコメッティ展が日本で開催されるのは約10年ぶりで、本展では初期から晩年まで、各時代の作品が一堂に会する。

2017年10月に創立130周年を迎える東京藝術大学は6月9日に記者会見を行い、記念事業の概要を発表した。アンバサダーには日本画家・松井冬子らが名を連ねる。

写真技術の伝来から今日に至るまで、日本の写真史に残る写真家の代表作を集めた展覧会が、山梨県立美術館で開催される。会期は7月1日〜8月20日。

映画監督としても活動するタイ出身のアーティスト、アピチャッポン・ウィーラセタクンの新作個展「Memoria」が谷中のSCAI THE BATHHOUSEで開催される。会期は7月7日から8月4日。

世界的ピアニストのパスカル・ロジェと、現代美術家・束芋のアニメーションのコラボレーションによる舞台が、5年ぶりに新作を加えて再演される。浜離宮朝日ホールで、7月5日と6日の2回公演。

来年10周年を迎える名古屋のgallery Nが今年、東京にもスペースをオープン。10畳ほどの小さなスペースは実際の社宅であり、今後は東京と2か所を拠点に、若手作家の作品を中心に紹介していく。代表の二宮由利香に、設立の経緯と展望を聞いた。

既存のメディアの断片をつなぎ合わせ、作品を制作する播磨みどりがMAHO KUBOTA GALLERYで新作の個展を開催。会期は6月30日〜8月5日。

なにげない風景や人々の姿などのスナップショットを撮り続けてきた原美樹子。写真集『Change』(The Gould Collection)で今年度の木村伊兵衛写真賞を受賞した原に、作品について聞いた。

JR東日本「現美新幹線」などにも参加しているアーティスト・松本尚が、京都のアートスペース虹で新作個展を開催する。会期は、6月20日〜7月2日。

藤田貴大が脚本・演出を務める演劇団体・マームとジプシーが、今年で結成10周年を迎えるのを機に旧作を一挙に上演。彩の国さいたま芸術劇場を皮切りに、全国6都市を巡演する。

フランスの現代美術ギャラリー「ペロタン」がパリ、香港、ニューヨーク、ソウルに続き、6月7日に東京・六本木に新スペースをオープンさせた。場所は森美術館や小山登美夫ギャラリーなどが入居するcomplex665にほど近く、多くのギャラリーが軒を連ねるピラミデビル。創設者であるエマニュエル・ペロタンに東京出店の狙いと日本への想いを聞いた。

グラフィティ文化を取り入れた作品で知られるアーティスト・大山エンリコイサムが、新宿のLUMINE 0で個展を開催。会期は、6月29日〜7月4日。

ラッパーとしても活動中の現代美術家・中島晴矢が東京都港区麻布を舞台に制作した新作「麻布逍遥」の個展。麻布・SNOW Contemporaryで7月1日まで開催。

写真を中心とした様々な手法を用い、複数の時間や空間が重なり合うようなしかけを持つ作品を制作するアーティスト・野沢裕。6月18日までKAYOKOYUKIで個展を開催中の作家に、作品について聞いた。